現地10月６日、ロサンゼルス・ドジャースとフィラデルフィア・フィリーズの地区シリーズ第２戦で、大谷翔平が殊勲の一打だ。
ドジャースのブレイク・スネル、フィリーズのヘスス・ルサルドの両先発が相手に１点も許さない投手戦のなか、均衡を破ったのがドジャースだった。
７回、先頭のテオスカー・ヘルナンデスが中前打、続く４番のフレディ・フリーマンの二塁打で無死二、三塁。ドジャース打線が、ここで畳みかける。先発ルサルドからスイッチした２番手オリオン・カーケリングに対し、６番キケ・ヘルナンデスの遊ゴロの打球が遊撃手トレイ・ターナーのフィルダースチョイスを誘って先制した。
さらに２死満塁から、９番ウィル・スミスが適時打を放って３対０と２点を追加。続く１番の大谷翔平が打球速度111.6マイル（約179.6キロ）の爆速打球を外野に転がして、貴重な４点目を加えた。
大谷の一打に『MLB.com』が「大谷翔平が追加点！ この回にドジャースが4点目を奪た」と速報し、『FOX Sports』も「大谷の一打で４点目を追加した」と公式Xにポスト。
地元紙『Los Angeles Times』のジャック・ハリス記者は、「大谷がタイムリーシングルを放ち、イニング後にブーイングが降り注いだ」と伝え、ドジャースのポッドキャスト番組『The Incline』は、「大谷は初戦で好投し、２戦目では大きな追加点を記録。まさにMVPだ」と興奮気味にポストした。
構成●THE DIGEST編集部
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