
無風地帯に“嵐を呼ぶ男”──敵をパニックに陥れる24歳の特殊能力とは?【FC東京】
無風地帯に何かを引き起こす“嵐”がやって来る。
2026年4月24日のJ1百年構想リーグ、FC東京が水戸ホーリーホックを5−2と下した試合で勝利の立役者のひとりとなったのが、佐藤恵允だ。
4-4-2システムの右サイドハーフを担った24歳のアタッカーは、同サイドの室屋成と素晴らしいコンビネーションを披露しつつ、抜群の推進力で敵をパニックに陥れる。
何も起きないはずの局面で独特の嗅覚を活かし、相手やボールに食らいつき、結果的にチャンスを生み出す。チームの2点目を奪うに至ったGKへのプレス、60分過ぎに右サイドで粘り強くボールを奪ったシーンなど、“チャンスの匂いを嗅ぎ分ける能力”がとにかく素晴らしい。
これはサッカーにおいて非常に重要な能力で、FC東京でスタメンを張れている理由でもあると考えている。嵐の前触れを運んでくる佐藤は相手からすれば厄介な存在で、いるだけで嫌なはずだ。
敵の嫌なところをとことん突く。その匂いを嗅ぎ分ける習性はどうやって磨かれたのか。本人の答えは次の通りだった。
「切り替えの速さが自分の武器。運動量、走力、球際の競り合いでは負けない自信があります。ボールを奪われた時がチャンスだと思っていて、相手も油断しているし。そこで匂いを嗅いで、スピーディに切り替えるのが僕の良さ。それに自分は他の選手よりも足が伸びるらしいです」
特殊能力で対戦チームを混乱に陥れる佐藤。好調・FC東京を支える原動力になっている。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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