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新世代が台頭するなか、いまだプレーオフとは無縁…“無冠のドラ1”ザイオンが募らせる危機感<DUNKSHOOT>

新世代が台頭するなか、いまだプレーオフとは無縁…“無冠のドラ1”ザイオンが募らせる危機感<DUNKSHOOT>

NBAは現在、シーズン王者を決めるためのプレーオフが連日繰り広げられている。

“プレーオフはレギュラーシーズンとは別物”とも言われるように、1試合の重みや各ポゼッションの激しさが増すこの舞台で輝いてこそ、スター選手も真の評価を得ることができる。

 そんななか、プロ入りから7年が経った今もなおプレーオフに縁がない選手が、ニューオリンズ・ペリカンズのザイオン・ウィリアムソンだ。

 2019年のドラフトで全体1位指名を受け、鳴り物入りでリーグの門を叩いた“怪物”は、キャリア7年間(実働6年間)でプレーオフ出場経験ゼロ。今季1年目のクーパー・フラグを除く過去50年のドラ1選手では、アンソニー・ベネット(2013年1位指名)と並んで唯一、同舞台に立ったことがない選手となっている。

 ペリカンズ自体はザイオン入団後、2回プレーオフに進出しているが、一度目は自身がケガで全休した2021-22シーズンで、2023-24シーズンはプレーイン・トーナメントで痛恨の肉離れを負い、その後の戦線離脱を余儀なくされた。

 圧倒的なフィジカルと跳躍力を武器に、次世代のリーグの顔と持て囃されたのも今は昔。故障の多さが原因で一本立ちできずにいる間に、後輩のドラ1たちが続々と台頭している。
  一期下のアンソニー・エドワーズ(2020年1位指名)は過去2年連続でチームをカンファレンス決勝に導いており、ケイド・カニングハム(2021年1位指名)とパオロ・バンケロ(2022年1位指名)はそれぞれのチームのエースとして、現在開催中の1回戦で激闘を演じている。また今季はヴィクター・ウェンバンヤマ(2023年1位指名)がプレーオフデビューを果たし、世間の注目は完全に彼ら新世代へと移行した。

 もちろん、ザイオン自身もこの現状に危機感を感じており、今季終了後の会見で次のように語っている。

「毎年ここまで戦って、プレーオフに進めないのは苛立たしい。そしてその責任は自分にある。まだプレーオフを経験したことがないが、是が非でも経験したいと思っている」

 現在25歳、来季開幕時には26歳と、すでに若手と呼ばれる段階ではなくなった。ドラフト同期のRJ・バレットや八村塁は、指名チームからの移籍を経て、今季を含め複数回のプレーオフシリーズを経験しているなかで、2019年組最大の大物はここから真価を発揮できるか。

 キャリア平均23.8点、6.4リバウンドと、コートに立てば依然として支配力を発揮できるだけに、来季はプレーオフの舞台でザイオンのパワフルなプレーが見られることを期待したい。

構成●ダンクシュート編集部

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配信元: THE DIGEST

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