ラーメン界における“こってり”のレジェンドといえば『天下一品』。近年はカップラーメンや鍋つゆなど、食品メーカーとコラボしてすそ野を広げていますが、9月8日には永谷園とのタッグで『天下一品こってりスープふりかけ』が発売されました。希望小売価格は税抜220円です。
プレスリリースには「ザクザクジューシー製法であの味を再現」とありますが、なんだろう。あのトゥルンとしたこってりスープと、ザクザクがどうしても結び付かず、味の想像もつきません。
そこで、商品をそのまま、ご飯にかけて、ラーメンにかけて…とさまざまな角度から実食。味の感想をお伝えします。
濃厚でウマい! しかしザクザクとゴマをどう評価するかが問題だ
まずは中身を小皿に移し、そのまま味をチェック。あ、これは確かにザクザクですね。でも、やっぱりこってりスープとは結び付きません。ただし味はかなり濃厚で、白湯(パイタン)醤油スープを濃縮した印象は伝わってきます。
このカギを握っているのが『ザクザクジューシー製法』なのでしょう。プレスリリースによると、「こってりスープをイメージした味と油感をフレークに絡ませることで、噛むたびにザクザク食感&ジューシーな品質を楽しめるように仕上げました」そうです。
ちなみに、よくも悪くも目立っているのはゴマですね。これによって香ばしさがアップして、ふりかけとしてのおいしさは増していると思います。ただ、『天下一品』のスープにゴマの風味はないので、再現という観点では邪魔している気も。
あと、ふりかけとして珍しいのは青ネギでしょう。極小のフリーズドライなので風味のインパクトはそれほどでもないですし、かなり少量なので存在感も薄いです。とはいえ彩りとしては、大事なポジションといえるでしょう。ほぼ茶色ですからね。
おかゆのほうが『天下一品』に近くなるかも
では、ご飯にかけたらどうでしょう。第一印象としては、濃厚な味が超ナイス。先ほど小皿に移したものを使ったので、割と多めにふりかける感じになったのですが、味が濃いので一般的なふりかけよりも少量でまかなえる気がします。
そしてやっぱり、味の方向性は確かに『天下一品』的ですね。ご飯とふりかけとが、口で咀嚼(そしゃく)するうちにひとつになり、味がジュワッと広がる感じはあるのですが、ふりかけがドライではなくウェットタイプだと、もっと近くなる気もします。
その点でいえば、ご飯の硬さはやわらかめのほうがオススメ。なんなら、おかゆのほうが『天下一品』の味に近くなるかもしれません。
