■「SHIBUYA STREAM THEATER WEEK 2026」

まずは暖かくなってきたこの季節にぴったりの無料で楽しめる野外上映イベントからチェック。4月28日(火)〜5月10日(日)に、渋谷ストリーム前 稲荷橋広場・大階段で催されるのが「SHIBUYA STREAM THEATER WEEK 2026」だ。

13日間にわたって毎日上映する野外イベントで、今年は『罪人たち』(25)、『スーパーマン』(25)、『ウィキッド ふたりの魔女』(24)といった近年の話題作から『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(85)などの懐かしの名作までバラエティに富んだ全29作品をラインナップ。米焼酎「白岳KAORU」のブースもあり、お酒片手に映画を楽しめるのもうれしい。
■「第15回逗子海岸映画祭」

4月24日(金)〜5月6日(水・祝)にかけて逗子海岸で行われるのが、“Play with the Earth”を掲げるCINEMA CARAVANが手掛ける「第15回逗子海岸映画祭」。連日、映画を1本上映し、『スクール・オブ・ロック』(03)や『落下の王国』(06)、『ゴースト・ドッグ』(99)など個性豊かな全13作品が並ぶ。
日替わりでコンセプトが設けられ、例えば“ANALOG DAY”と銘打った4月25日(土)には『PERFECT DAYS』(23)を上映するほか、アナログをキーワードとしたDJやライブといったイベント、ワークショップも企画。日によって異なる楽しみ方ができるユニークなイベントだ。
■「SEASIDE CINEMA 2026」&「第4回横浜国際映画祭」

横浜・みなとみらいでは、5月2日(土)~6日(水・祝)に「SEASIDE CINEMA 2026」が開催。横浜赤レンガ倉庫、MARINE & WALK YOKOHAMA、横浜ベイクォーター、横浜ワールドポーターズ、横浜ハンマーヘッド、パシフィコ横浜という6会場で催される日本最大級の都市型野外上映で、今年で8回目を数える。『コクリコ坂から』(11)や『マインクラフト/ザ・ムービー』(25)、「ミッション:インポッシブル」シリーズなど15作品がラインナップされている。

また無料の野外イベントではないが、同じく横浜のベイエリアでは同時期の5月1日(金)〜5日(火・祝)に「第4回横浜国際映画祭」も実施。審査員長を巨匠ジョニー・トーが務める新設のコンペティション部門では、北村匠海主演の『しびれ』(9月25日公開)をはじめとする世界各国の作品が集結する。
正式招待作品として上映される唐沢寿明主演×堤幸彦監督の『ミステリー・アリーナ』(5月22日公開)や下津優太監督の商業映画2作目『NEW GROUP』(6月12日公開)など、話題作をいち早くチェックするチャンスだ。
■「再訪 日本の映画ポスター芸術」

企画展示も豊富で、東京の国立映画アーカイブでは「再訪 日本の映画ポスター芸術」が開催中(〜7月26日)。日本のグラフィックデザインが革新の時を迎えた1960年代以降に重点を置き、おもに1960年代から1980年代に制作された90点以上の日本の映画ポスターを展示する。
映画、美術、文学、演劇などのジャンルが絡まり合うなかで粟津潔、横尾忠則、和田誠、石岡瑛子といった新世代のデザイナーが登場し、また日本アート・シアター・ギルド(ATG)の発足によって業界内外のデザイナーが刺激された映画芸術の革新の動きを、時代ごとに章立てた展示で紐解いていく。
■「発掘された映画たち2026」

さらに国立映画アーカイブでは「発掘された映画たち2026」も5月10日(日)まで実施中。日本映画史に残る名作や再評価が待たれる映画人の知られざる秀作など、新たに発掘、復元された映画計39作品を上映。
![岸田國士の朝日新聞連載小説を映画化した『暖流[最長版]』](https://assets.mama.aacdn.jp/contents/181/2026/4/1777167270943_b2vlea040b.jpg?maxwidth=800)

小津安二郎『父ありき』(42)のデジタル復元・最長版の館内初上映をはじめ、“銀残し”処理によって「二・二六事件」の緊迫した空気をすくい上げた五社英雄の『226』(89)は撮影当時、カメラマン森田富士郎の助手として色彩設計を担った宮島正弘監修によるプリントで上映。さらに実験映画や独創的なインディペンデント作品など貴重な作品が勢ぞろいだ。
■「劇場アニメ ルックバック展 ー押山清高 線の感情」

大阪の心斎橋PARCOでは4月24日(金)〜5月17日(日)に劇場アニメ『ルックバック』(24)の監督を務めた押山清高自らが主催する展覧会「劇場アニメ ルックバック展 ー押山清高 線の感情」が催される。

原画を様々な場所から吊るして埋め尽くす“作画トンネル”が来場者を圧倒的な迫力で迎えるなど、押山監督をはじめとするアニメーターが作品にかけた熱量を感じられる原画の数々を展示。メモ、設定画などに加え、原作者の藤本タツキによるネームも初公開される。

さらに主人公2人が制作活動を共にした藤野の部屋や、京本の部屋に続くスケッチブックが積み上がった廊下など名シーンを再現しており、作品の魅力を余すところなく味わうことができる。
■「ホグワーツからの招待状」

ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッターでは、『ハリー・ポッターと賢者の石』(01)の公開25周年を記念した特別企画「ホグワーツからの招待状」を実施中(〜9月6日)。
ハリーがホグワーツで体験した驚きと興奮に満ちた日々を追体験できる展示となっており、ビッグサイズの入学許可書が来場者をロビーで迎えるほか、4つの寮のどこに所属するかを帽子が決める大広間での組分けの儀式も再現。


さらにグリフィンドールの談話室でハリーが透明マントに身を隠すシーンや、ハーマイオニーが唱えた魔法の呪文「ウィンガーディアム・レヴィオーサ」によって羽が宙に浮かぶシーンがどのように撮影されたのか?名場面の裏側を解き明かす解説も。限定フードやグッズまで、作品のマジカルな世界観に浸ることができる催しとなっている。
■「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」&“スター・ウォーズの日”関連イベント

映画『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』の5月22日(金)の公開を記念し、東京ディズニーランドのライド型アトラクション「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」が、4月23日(木)から6月30日(火)まで特別仕様に。
スタースピーダー1000に乗り、魅惑的な惑星への予測不能な宇宙旅行が繰り広げられ、体験するたびにストーリーが異なり何度乗っても楽しめる「スター・ツアーズ」。今回は、賞金稼ぎのマンダロリアンとフォースの力を秘めた特別な子どもであるグローグーから通信を受けるという、必ず2人が登場するバージョンとなっている。

ピンバッジやマグカップなど限定グッズも販売されるので、映画の公開に向けてこのアトラクションで気持ちを高めておきたいところ。


なお5月4日(月・祝)の“スター・ウォーズの日”を祝し、横浜で「STAR WARS DAY YOKOHAMA MINATOMIRAI 2026」(4月29日~5月24日)、渋谷で「STAR WARS GALAXY IN SHIBUYA」(5月1日~5月31日)、大阪で「STAR WARS DAY OSAKA 2026」(4月29日~5月12日)も開催。映像演出や展示、グッズの販売など、それぞれ「スター・ウォーズ」の世界観を楽しめるようだ。
■「東映太秦映画村」

開園50周年を迎えた京都の「東映太秦映画村」は“江戸時代の京へ、迷い込む”をコンセプトに20代〜30代をターゲットにした大人の没入体験パークとして3月28日にリニューアルオープン。

施設全体が物語の舞台となり、日常で巻き起こる事件が体験できるリアルタイムドラマ「花嫁道中 桜の宴」をはじめ、丁半博打、拷問体験といった夜営業の大人向けイベント、食べ歩き、文化体験など、タイムスリップしたかのような世界観を楽しめるものとなっている。
GWは映画館に足を運ぶのはもちろん、イベントも充実しているので、ぜひチェックしてみてほしい。
文/サンクレイオ翼
