『ミツカン フルーティス presents ALL STAR GRAND QUEENDOM 2026』横浜アリーナ(2026年4月26日)
ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 ○羽南vs小波×
羽南が小波を破ってワンダー・オブ・スターダム王座を初戴冠。試合後、ビー・プレストリーがH.A.T.E.入りを意思表示したうえで挑戦者として名乗りを上げた。
羽南が3月のシンデレラトーナメントに優勝。ワンダー王座挑戦を表明すると、王者・小波が黒スプレー噴射で襲撃した。白いベルト初戴冠を誓う羽南は4・23後楽園大会における最終前哨戦で小波にピンフォール勝ちを収め、追い風を吹かせてタイトルマッチを迎えた。
場外戦で先手を取った小波は腕固めなど一点集中攻撃に出る。羽南もギロチンドロップで反撃し、コブラクラッチ式クロスフェースで捕らえたが、切り抜けた小波はグラウンドコブラで絞め上げる。さらにハーフハッチ、サッカーボールキック連打、馬乗りになってのパンチ連打、張り手連打、ソバットと攻めまくった。
羽南もスライディングエルボースマッシュで反撃。ブロックバスター、延髄斬りと攻め立てたが、小波はカウンターのハイキックでやり返す。エルボー合戦は羽南が連打で押し込んでも、小波はスリーパーで捕獲。ダイビングフットスタンプを羽南の左腕に投下し、ジャンピングフロントハイキックで顔面を射抜く。エプロンに追いやられてもロープ越しのスリーパーで絞め上げ、場外に転落した羽南はランニングローキックをキャッチし、DDTでエプロンから場外に叩き落とす。エプロンから場外へのダイブ式フェイマサーも敢行した。
流れをつかんだ羽南はコブラクラッチ式クロスフェースで絞め上げ、デッドフォールで突き刺す。小波がトライアングルランサーを仕掛けても切り抜け、バックドロップ、ブロックバスターホールドと一気呵成。バックドロップホールドを狙ったものの、小波はスリーパーで切り返す。胴締め式に持ち込むと、羽南が逃れても渡辺桃がレフェリーの注意を引きつけるスキにベルトで顔面を殴打した。
羽南も起死回生のセブンティーンで丸め込んだが、3カウントは奪えず。小波が羽南をレフェリーに激突させて無法地帯を作り、スプレーを手にした。が、阻止した羽南がこれまでのお返しとばかりに小波の顔面に黒スプレーを噴射。バックドロップでぶん投げ、バックドロップホールドを爆発させたが、桃がレフェリーを場外に引きずりおろして3カウントを入れさせず。羽南の写真パネルで脳天を殴打した小波はジャーマン、バズソーキックで一気に攻め込んだ。
ピンチを迎えた羽南だったが、3カウントを許さない。延髄斬りで反撃し、エプロンに出た小波の頭を両足で挟んでの変型パイルドライバーで突き刺す。そしてロコモーション式バックドロップホールドで追い討ち。それでも小波は肩を挙げ、ハイキックを繰り出したが、かいくぐった羽南はリストクラッチ式バックドロップホールドに持ち込んで3カウントを奪った。
羽南が小波超えを果たし、白いベルトを初戴冠。試合後、「小波から白いベルト獲ったぞ!」と絶叫し、喜びを爆発させた。「小波、聞いてるかな? 私にさ、散々スプレーかけたけど、かけられてみてどうだった? メッチャ臭いでしょ? 臭いしメッチャまずいの」と投げかけると、「でも横浜アリーナで、この白いベルトをかけて試合ができたのは小波のおかげだから、そこはありがとう」と感謝。「私が白いベルトを獲ったということは、STARSのリーダーになりまーす!」と高らかに宣言した。
羽南が「栄光の翼で飛び出せ!」、「ジャンプ!」のコール・アンド・レスポンスで締めると思いがけない展開に。STARSの面々が羽南の周りに集まった中、ビー・プレストリーが羽南を襲撃。クイーンズランディングを敢行すると、ベルト挑戦を表明した。しかもH.A.T.E.のTシャツ姿となり、ヒール軍団入りもアピールした。
STARSの盟友だったプレストリーの裏切りに羽南は「ちょっと待ってよ。私、STARSのリーダーになるって言ったばっかりじゃん。なんでその時に裏切るのかなあ? なんで今なの? 今まで一緒に頑張ってきたじゃん」と困惑するしかない。それでも「それが最後のチャンスじゃない? まだ全然間に合う。全然許す。だから思いきりこのベルトかけてぶつかって、また一緒にSTARSで頑張ろう」と戦いを通じて元の鞘に収まる構えを見せつつ受諾した。
【羽南の話】「ちょっと待ってよ。私、STARSのリーダーになるって言ったばっかりじゃん。なんでその時に裏切るのかなあ? なんで今なの? 今まで一緒に頑張ってきたじゃん。何でこうやって喜べないの? シンデレラも、このベルト獲っても喜べない。全然、切り替えられないけど、ビーがこのベルトかけて試合したいって言ってくれたからさ。それが最後のチャンスじゃない? まだ全然間に合う。全然許す。だから思いきりこのベルトかけてぶつかって、また一緒にSTARSで頑張ろう。大丈夫。まだ全然、一緒にやっていけるから大丈夫。小波はメッチャ憎くて本当に嫌な思いいっぱいさせられたけど、小波のおかげでこのベルトをかけて横浜アリーナで戦えたことは確かだから。そこに関してはありがとう。また何回でも戦おうよ。まだ私、勝ち数で言ったら全然勝ててないからさ。このベルトかけてもまたやろう。まずはビー。ビーと向き合って、STARSでやるからね。一緒にやるからね、ビー」

