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青切符も睡眠不足も原因は同じ? 蝶野正洋が語る“高齢化社会のリアル”【蝶野正洋の黒の履歴書】

青切符も睡眠不足も原因は同じ? 蝶野正洋が語る“高齢化社会のリアル”【蝶野正洋の黒の履歴書】

蝶野正洋(C)週刊実話Web

「ルールは作るだけじゃ守られない」自転車問題の本質

4月から自転車に関する道路交通法の違反者に対して反則金を伴う「青切符」が導入され、各地で取り締まりが行われた。自転車は原則的に車道の左側を走ることになっているんだけど、これが徹底されることになる。

ただ、クルマに乗っている側からすると、車道を走る自転車に対してヒヤっとすることは多いんだよね。交通量の激しい国道とかで、左側ギリギリを走り抜けていくような自転車に接触しそうになったことは何度もある。

自転車に乗っている人の中には、これまで運転免許を取得したことがなく、標識や交通ルールをちゃんと学んでないこともあるから、意識しないで危険な走行をしていることも多いんだよね。

自転車は住宅街の道路でも危ないんだよ。以前に世田谷に住んでいたときは、自転車に乗ったおばちゃんが路地から急に飛び出しきて、危うく事故になりそうなことがあった。

そういうタイプの自転車おばちゃんは、急に右折したり、止まったりするので行動が読めない。それで危ないと思ってクラクションを鳴らすと、ものすごい目で見られて、こっちが悪いみたいな顔をされる。クルマ側が私に気を付けて運転しなさいよ、という意識なんだろうね。

信号のない交差点などで、一時停止も確認もなしに道路に入ってくる自転車も多い。昔はクルマも一時停止の違反者が多かったから、取り締まりが頻繁に行われていて、それで痛い目に遭って意識が変わったドライバーが増えていった。

自転車も厳罰化することで、一時停止が徹底されていくんじゃないかな。人間、ルールを作っただけではなかなか守ることができないからね。やっぱり罰があることで遵守されていくというのが実態なんだよ。飲酒運転も2002年に厳罰化されて、免許の一発取り消しや同乗者に対しても罰則が強化されるようになったら、違反者が激減したという実績もある。

こうした道交法もそうだけど、ルールというものは社会の実態に合わせて改正されていく。近年の日本でいえば、ある意味で高齢化社会への対応という側面もあるんだよね。

蝶野正洋の黒の履歴書】アーカイブ

60歳を超えて実感する“眠れない体”の現実

先日、日本人の平均睡眠時間が世界で1番短いという統計が出たそうだけど、俺はこれも日本が高齢化社会になったからだと思うんだよ。

俺自身も実感してるけど、60歳を超えたくらいからどんなに疲れていても5~6時間くらいで目が覚めてしまう。睡眠時間というのは体力に比例するんだよね。新日本プロレスの寮にいた20代の頃は、休みの日に何時間寝れるかというチャレンジをして、実際に20時間くらい寝れたこともあったから。

ただ、俺たち世代は、睡眠できないのは膀胱の限界もあるんだよ。寝ていても、尿意を感じてトイレに立つことが増えた。それに最近は夜中に足がつって、その激痛で目が覚めてしまうというのもある。

うちのカミさんもよく足がつるから、最初のうちは心配して起きてたけど、今は夜中に唸っているのを聞いても、お互いに無視して寝ている。これは夫婦のルール改正だね(笑)。

さまざまなルールを見直す流れには、今の社会問題が根本にあるはずだから、そこを意識して対応していくべきだと思うよ。

「週刊実話」5月7・14日号より

蝶野正洋(ちょうの・まさひろ)
1963年シアトル生まれ。84年に新日本プロレス入団。「nWo JAPAN」を率いるなど〝黒のカリスマ〟として活躍し、2010年に退団。現在はプロレス関係の他に、テレビやイベントに出演するタレント活動、「救急救命」「地域防災」などの啓発活動にも力を入れる。
配信元: 週刊実話WEB

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