
【問題】
お金に厳しい人を表すこの言葉、日常会話でも時折耳にしますが、漢字で書かれると途端に読めなくなる人が続出します。あなたはこの二文字、正しく読めますか?
★ ヒント
意味は「けち」や「しみったれ」に近い言葉です。「吝か(やぶさか)」の「吝」と、あまり見慣れない「嗇」の組み合わせです。日常では「ケチ」と言ってしまうことが多いですが、少しかしこまった表現として使われます。
【解説】

「吝嗇」は「りんしょく」と読み、金品を出し惜しみすることや、その性質を持つ人を指します。「吝」は「おしむ」「やぶさか」という意味を持ち、「嗇」もまた「おしむ」「けちけちする」という意味の漢字です。つまり、同じような意味の漢字を二つ重ねて強調した熟語なのです。中国の古典にも頻出する歴史の古い言葉で、日本でも江戸時代の文学作品などに多く登場します。文学作品では「りんしょく」のほか「けち」と読ませることもあります。似た言葉に「吝嗇家(りんしょくか)」があり、これは「けちな人」という意味で使われます。現代でも小説や評論などの書き言葉で見かける、知っておくと教養が光る漢字です。
読めた方はかなりの漢字力の持ち主です!次回もあなたの知識を試す難読漢字をお届けしますので、ぜひ挑戦してみてください。



