ただの独り言のつもりだった
その日、彼女が作ってくれた弁当がすごくおいしくて、ふと気持ちが溢れたのです。
深く考えずにスマホを開き、思うままに打ち込みました。「俺の彼女マジで最高」。ところが送信した直後、表示されていたのは個別のトーク画面ではなく、共通の友人を含むグループチャットだったのです。
止まらない通知
すぐに友人たちから反応があります。
「おお、のろけかよ」、「誤爆じゃない? これ大丈夫?」、「まあ事実だからいいんじゃん」。取り消すタイミングは完全に逃しています。
何より、このグループには彼女もいるのです。焦りで胸が詰まりそうになりながら、すぐに彼女へ個別のメッセージを送りました。
「ごめん、誤送信した。見なかったことにして」。
