
Snow Man・目黒蓮が主演を務める映画「SAKAMOTO DAYS」(4月29日[水]公開)の初日舞台挨拶が4月29日に都内の劇場にて行われ、目黒の他、高橋文哉、上戸彩、横田真悠、戸塚純貴、吉本実由、福田雄一監督が登壇。今だから話せる撮影時のエピソードや、劇中に登場する“坂本家の家訓”にちなみ、それぞれの家訓やマイルールなどを語った。
■推定体重140kgの元殺し屋が刺客と戦うソリッドアクション
同作は、2020年11月より「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載を開始し、全世界累計発行部数が1500万部(デジタル版を含む)を突破したヒットコミック「SAKAMOTO DAYS」の実写映画。
すご腕の殺し屋だった主人公・坂本太郎が、愛する家族との平和な日常を守るため刺客と戦う“日常×非日常”のソリッドアクションストーリーで、映画「銀魂」や「今日から俺は!!劇場版」で知られる福田監督がメガホンをとる。主題歌は、Snow Manの新曲「BANG!!」。
主人公の坂本太郎を演じる目黒は、これまで見せたことのないキレと迫力に満ちた超人的なアクションシーンにも挑戦し、推定体重140kgのふくよかな姿で圧倒的な強さと包容力を備える坂本と、本気モードになると最強の殺し屋としての片鱗を取り戻し、急激に痩せ細るスマートな坂本を熱演。
また、他人の心が読めるエスパーで坂本の相棒の朝倉シンを高橋、家族を何より大切にし物怖じしない明るい性格の坂本の妻・坂本葵を上戸、元マフィアで太極拳の使い手・陸少糖を横田、すご腕のスナイパー・眞霜平助を戸塚、坂本と葵の大切な一人娘・坂本花を吉本が演じる。
■目黒蓮「結構緊張される人が多くて、なんかちょっとショックです(笑)」
イベント冒頭、目黒は「会場にお集まりの皆さん、そして配信をご覧の皆さん、今日は本当にありがとうございます。こうやってみんなで一丸となって作った『SAKAMOTO DAYS』を、カナダから帰ってきて直接皆さんに会って届けられる時間を持てたことを本当にうれしく思います」とあいさつ。
撮影以来、坂本商店メンバーが一堂に会するのは同イベントが初めてだといい、上戸は「いつもぽっちゃりしていたので、今日みたいな目黒さんで来られると緊張するんですよ(笑)。今日久しぶりに会ったら、ぽーって顔が赤くなってきちゃって」と照れ笑い。目黒は「結構緊張される人が多くて、なんかちょっとショックです(笑)」と気恥ずかしそうにしていた。
また、上戸は「(撮影中は)目黒さんとどこを歩いていても、まだ皆さん、坂本を目黒さんが演じると知らなかったので、誰も気付かないんですよ。なので、心の中で“目黒蓮だぞ”と思いながら一緒に歩いていました」と告白。
そんな目黒は「うれしいこともありまして、ふくよかな坂本で富士急を歩いていたら、通りすがりに『坂本じゃん!』みたいに言われたんです。その中に『目黒蓮だったらいいのに』と言ってくださった人がいて、僕はそのふくよかな姿の中で“よし!”って」と、こっそり喜びをかみ締めていたことを明かした。

■上戸彩の家訓“いいところ探しゲーム”に感嘆の声
続いて、伝説の殺し屋である坂本と妻の葵が交わした「人を殺さないこと」「隠し事はしないこと」などのさまざまな“坂本家の家訓”にちなみ、それぞれが大切にしている家訓やマイルールを発表していくことに。
目黒は「自分が本気でそれを思ったんだったら、その瞬間に絶対に言葉にして伝えるようにしています。逆に、自分がそこで言わない判断をしたんだったら、それをネチネチ考えない。自分が言わない判断をしたんだから、それは自分の責任。なので、引きずらないように。好きな人に好きって伝えるとか、ありがとうって言うとか、そういうのは大事にしています」と語る。
その姿勢は撮影中も周囲に存分に伝わっていたようで、高橋は「それはもう僕が一番感じております。初めて会ったときからずっとこうで、そういうことだったんだなって僕の中で今つながったというか。『よろしくね』の一言じゃなくて、『この作品はこうしたいと思っていて、文哉くんが演じるシーンはこうで、坂本と2人の関係性を作っていきたいと思ってるからよろしく』って。こうやって手を握った瞬間に、熱っ!ってなって」と身振りを交えて振り返り、笑いを誘った。
そんな高橋は「真面目なのと真面目じゃないの両方ありますけど」と前置きしつつ、「まずは真面目じゃない方から。炊飯器の保温を消し忘れないこと。これ大事」とマイルールを披露。
続けて、「真面目な方は、枠を決めないこと。自分を絵としたときに、額縁を作らないこと。これはプライベートでも仕事でも大事にしていて、自分がどういうものを求められているかに応えていきたいと思ってこの仕事をやっているので、自分が持っているものを自分で評価せずに、周りの皆さんに評価していただいた中で、自分ができる最大限を出したいなと。プライベートでも、興味を持ったことには1回手を出してみる」と話した。
一方の上戸は「上戸家の教育なのかもしれないんですけど、“いいところ探しゲーム”というのをいつも母親に言われていまして。電車に乗っていて、例えば、赤いものを探すとなったら、『赤い自転車を見つけました。あの自転車はすごく形がかわいいです』と、必ず1個褒めて終わるという」と、幼い頃からの習慣を明かす。
そして、「小学生のときとかって、『今日友達にこんなこと言われたんだけど…』とか、そういう日もあるじゃないですか。でも母親から『その子にいいところはないの?』と一言言われると、“ちょっと待ってよ、こういうところもあるし、こういうことも言ってくれるし…”とか、どんどんいい方が大きくなってきて。だから私、あまり嫌いな人とか苦手な人がこの世にいないんですけど、それはやっぱり母親のそういう教育からきているのかなと思って、自分もそうするようにしています」と話すと、会場からは感嘆の声が上がった。
横田は「小さいことですけど、気を付けているのは遅刻しないこと」とマネジャーとのエピソードを交えて語り、戸塚は「僕の家訓というか、真面目に…保証人にはなるなという」と激白し、爆笑をかっさらった。
途中、原作者の鈴木祐斗氏が目黒のために書き下ろした特別なイラストを、高橋から目黒へと贈呈する一幕もあり、受け取った目黒は「ありがとうございます。めっちゃうれしいんですけど…」としばらくフリーズ。そして、「うわ、これどうしよう。どうやってカナダに持っていけばいいんだ、これ。ちょっとカナダへの持っていき方を考えます」と真剣に頭を悩ませていた。
最後に目黒は「この作品は、出演のお話をいただく前から本当に好きな作品で、漫画の1巻2巻が出たぐらいのときから読んでいて、“そんな作品にまさか自分が坂本役で出られるなんて”“自分のために出てみたい”と思った、そんな作品でした。キャラクターのクオリティーがすごく高くて、監督も音一つとってもめちゃくちゃこだわってこの映画を作ってくださって、いろいろな方の思いが詰まった作品になっています。ちょっとでも笑って、ちょっとでも楽しんでいただけたらうれしいなと思います」と呼び掛け、イベントは終了した。

