
約1年ぶりの先発復帰。鹿島の師岡柊生は「まだ全然ダメだなって」と反省しきり。貪欲に結果にこだわる
[J1百年構想リーグ第13節]東京V 2-1 鹿島/4月29日/味の素スタジアム
鹿島アントラーズは4月29日、J1百年構想リーグ地域リーグラウンドEAST第13節で、東京ヴェルディと敵地で対戦。濃野公人のゴールで先制したものの、前半のうちに2点を返され、1-2の逆転負けを喫した。
この試合で、左アキレス腱断裂の重傷を負った25年4月20日の岡山戦(〇2-1)以来、約1年ぶりの先発出場を果たしたのが師岡柊生だ。
4月12日の川崎戦(2-0)で約1年ぶりの公式戦復帰を果たした師岡は、続く浦和戦(〇1-0)、柏戦(〇1-0)と途中出場でピッチに立つと、東京V戦では4-4-2の右サイドで先発。後半は左サイドにポジションを変え、今季最長となる60分間プレー。濃野の先制点につながるクロスを供給するなど、アピールした。
ただ、当の師岡は「まだ全然ダメだなって感じています」と反省しきりだ。
SBの濃野の攻撃参加をサポートするなど右サイドを活性化したほか、対人プレーでも怪我の影響はないというものの、結果を出せていない点で課題も多かったという。
一方で、東京V戦ではCKのキッカーを任され、鋭いボールを入れていた。
「今日はピッチ上にキッカーがいなかったので。試合前から(キッカーだと)言われていて、練習から取り組んでいました。サインもしっかりチェックして(苦笑)、そこは大丈夫でした」
今季の鹿島では、ボランチの樋口雄太や柴崎岳をはじめ、荒木遼太郎、小川諒也、チャヴリッチらセットプレーのキッカーが豊富に揃う。しかし、東京V戦の前半はそうした選手たちは誰もピッチに立っていなかった。
「狙いは持ってキックしました。良いクロスが上がったといっても、結果につながらなければしょうがないので...でも、任せられた以上は頑張りたい」
セットプレーのキッカーとしても可能性を示したアタッカーのさらなる奮起に注目だ。
取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)
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