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アニメ『黄泉のツガイ』中村悠一&諏訪部順一インタビュー「散りばめられた謎、疑問を解き明かしていく面白さも魅力的」

アニメ『黄泉のツガイ』中村悠一&諏訪部順一インタビュー「散りばめられた謎、疑問を解き明かしていく面白さも魅力的」

国内外から今なお熱い支持を得る名作「鋼の錬金術師」の荒川弘が描く最新作にして、月刊「少年ガンガン」にて 大好評連載中のシリーズ累計600万部を突破する『黄泉のツガイ』が、待望のTVアニメ化。現在放送中です。

本作でデラを演じた中村悠一さんと、影森ジンを演じた諏訪部順一さんにお話を伺いました。

──原作や台本を読んだ時の感想をお聞かせください。どんな所に魅力を感じましたか?

中村:作品を通してのテーマのようなものが思ったよりも早いタイミングで、これなのかな?と感じるところがありました。原作を読み進めて行く中で「ツガイも人間も、一人では生きていけない」という言葉が出てくるのですが、もしかしてこれが先生が言いたいことなのかなと。常に何かと対になり、一人ではなく二人ということがテーマになっているのだろうと。その上で最終的に先生が描くものが何なのかとても興味を惹かれます。一人に対して一つのツガイがいるのではなく、対にしている理由があると思うので、それがわかるのを楽しみにしています。

諏訪部:原作はシリアスとコミカルのバランスが心地よく、どんどん先が読みたくなるとても面白い作品だと思いました。主人公であるユルが、めまぐるしく展開していく状況の中、何を信じ進んでいくのか? アイデンティティをどう保っていくのか? この物語がどのような結末を迎えるのか、現時点ではまったく予想ができず。でも、そこがイイですね。

──お二人が演じるジンとデラのキャラクターについて教えてください。

諏訪部:ジンは、ユルが暮らしていた東村を襲撃した側の人間です。主人公目線からすると、仲間ではないですが敵ともいえない、そういう立ち位置。いつもきちんとした身なりをしている、目つきの悪いメガネ男子ですね。あまり多くを語ると物語の面白さを損ねることにもつながると思うので、この辺でご容赦ください。

中村:デラは現状、見たままのキャラとしか言えないのですが、ただ、先々「実はこうだった」ということがあるかもしれない、余白がすごくある状態で描かれているキャラクターです。今はユルに対して味方として登場していますが、そのままゴールまで進むかは分かりません。原作でもまだ語られていない部分が多いので、今後どう転がってもいいように、単なる悪党や正義というだけでなく、幅を持たせて演じようと心掛けております。

▲諏訪部さん演じるジン

▲中村さん演じるデラ

──ご自身の演じたキャラクターに感じた魅力と、どの様に演じようと工夫しているかをお聞かせください。

諏訪部:奇をてらうことなく、台本をしっかりと読み込み、演出サイドのディレクションに沿って演じています。あらかじめ世に出ている分の原作は読み込み、世界観や任せていただいたキャラクターの情報をきちんと入れた上で、アニメーションの中に「ジン」という人間がしっかり存在できるよう心がけています。常に一生懸命やっております!

中村:「デラらしさ」や、「デラならこういう言い方をするだろう」といったキャラクターの「人間性」を重視して役作りをしています。説明ゼリフが多いキャラクターですが、それ以上に「感情」が強いキャラクターだと思っているので、その時の感情やその先の感情をくみ取ってセリフに反映させるようにしています。

──荒川先生の描く「異世界なのに、暮らしぶりが想像できる」所が素晴らしいなと思いました。お2人はこの世界観のどんな所に惹かれましたか?

中村:東村をあのような時代背景、文明が発展していない状態にとどめている点などは何か理由があると思うので、そういった設定の面白さがあります。何か理由があって意図的にそのようなギミックを入れているのだろうと考えると、先生の発想力に驚かされますし、考えれば考えるほど魅力的な作品です。

諏訪部:異能力を持ったパートナーであるツガイという設定が面白いですね。「対(つい)」になっている2体で、それぞれに感情もありコミュニケーションも取れる。タイトルにもあるその存在が、物語の大きなエッセンスとして今後どのように機能していくのか、楽しみです。

──アニメーションもカッコよくパワフルですが、映像的に感じた魅力はどこですか?

中村:原作の魅力がそのまま動くアニメーションになっており、原作へのリスペクトをベースに作られているのがとても魅力的だなと思いました。個人的には「カラー」になったことが印象的で、左右様が紅白のめでたい色合いだったことなど、色がついたことでキャラクターのイメージがよりはっきり見えたのが面白かったです。影森の組織もフルカラーになることで奥行きが出て、スタイリッシュさが際立っていると感じました。

諏訪部:単に漫画の絵を動かすのではなく、立体的にカメラを動かしながらシーンを表現していく、映像作品ならではの迫力や面白さを感じました。色合いなども含め、全体的に明るめな画作りがなされていることで、荒川先生の作品が持つ軽快感というか、ポップさというか、そういった空気感が表現されているような印象を受けました。今後はどうなっていくのか、そういった演出の匙加減も楽しみです。

──放送を楽しみにしている視聴者に向けて、本作の見どころをお願いします。

中村:伏線が張られていて、登場キャラクターの一人一人にバックボーンやドラマが用意されている作品なので、「しっかり見てほしい」という作りになっています。見続けていくうちに少しずつ疑問の答えが埋まっていき、最後に完成して溜飲が下がるような作りになっているのが魅力だと思います。お話が行ったり来たりし、勢力図もシンプルなようで実は複雑なので、見逃さないようにしていただきたいです。

諏訪部:異能力バトル的な活劇の面白さもありますし、主人公のユルやアサが運命に翻弄されながら、散りばめられた謎を解き明かしていくドラマとしての面白さもあります。先が気になる巧みな構成になっていますので、ぜひ息長く応援していただけますと幸いです。個性的で魅力あふれるキャラクターもどんどん登場しますので、ぜひ推しキャラを作ってお楽しみください(笑)

<作品情報>
■スタッフ
原作:荒川弘(掲載 月刊「少年ガンガン」スクウェア・エニックス刊)
監督:安藤真裕
シリーズ構成:高木登
キャラクターデザイン・総作画監督:新井伸浩
ツガイデザイン:杉浦幸次・伊藤嘉之
美術監督:大西達朗
美術設定:多田周平・小木斉之
色彩設計:後藤ゆかり
撮影監督:張盈穎
3D監督:佐々木瑞生
編集:髙橋歩
音楽:末廣健一郎
音響監督:若林和弘
音響効果:緒方康恭
プロダクション・スーパーバイズ:ボンズ
アニメーション制作:ボンズフィルム

■主題歌
オープニングテーマ:Vaundy「飛ぶ時」
エンディングテーマ:yama「飛ぼうよ」
©Hiromu Arakawa/SQUARE ENIX, Project TSUGAI

配信元: ガジェット通信

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