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<パトレイバーEZY>「試写会場で大笑いしちゃった」レジェンド・千葉繁も駆けつけ新作に太鼓判…完成披露舞台挨拶開催

<パトレイバーEZY>「試写会場で大笑いしちゃった」レジェンド・千葉繁も駆けつけ新作に太鼓判…完成披露舞台挨拶開催

「機動警察パトレイバー EZY File 1」完成披露舞台挨拶が開催
「機動警察パトレイバー EZY File 1」完成披露舞台挨拶が開催 / (C)HEADGEAR / 機動警察パトレイバー EZY製作委員会

5月15日(金)より全3章で公開予定の劇場公開予定のアニメ「機動警察パトレイバー EZY(イズィー)」。このたび、東京・新宿ピカデリーにて開催された完成披露舞台挨拶のオフィシャルレポートが到着。舞台挨拶には監督・出渕裕氏、久我十和役・上坂すみれ、天鳥桔平役・戸谷菊之介が登壇したほか、シバシゲオ役・千葉繁もサプライズ登場した。

■9年越し公開の新作「パトレイバー」、遂に完成披露舞台挨拶が実施

「機動警察パトレイバー EZY File 1」完成披露舞台挨拶が、東京・新宿ピカデリーにて開催された。会場には、本作の監督を務めた出渕裕監督、久我十和役の上坂すみれ、天鳥桔平役の戸谷菊之介が登壇。さらに、イベント中盤からは観客へのサプライズゲストとして、シバシゲオ役の千葉繁も駆けつけ、計4人が華やかにステージに集結した。

出渕監督は開口一番、「長い間、お待たせして申し訳ございません!」と9年越しの公開となったことを長年のファンへ謝罪。しかしその表情はようやく完成を迎えた晴れやかなものでもあり、客席からは温かい拍手が送られた。そんな会場の熱量を受け取った監督は「本当に感無量です。ちょっとだけ時間がかかってしまいましたが、楽しい作品にできたかと思います。月日は経ちましたが、変わらず『パトレイバー』であることを目指して作りました」と続けた。

自身も大のパトレイバーファンでもある上坂は、「新作が始まることに一ファンとしてもテンションがあがっていましたが、まさかイングラム1号機のフォワードになれちゃうなんて!」と、出演が決まった際の喜びを表現。さらに、「やはり台本を読むと、『パトレイバー』“イズム”がひしひしと伝わってくる会話劇の巧妙さや、変わらない面白さがありました。旧作を知っているとよりグッとくるシーンもたくさんあるし、これから『パトレイバー』を知れる人はなんて幸せなんだろうと思います」と作品への熱い思いを語った。

戸谷は、「アーリーデイズから始まるシリーズを拝見して、アニメ的な演出にすごく惹き込まれていたので、オーディションで合格をいただいた時から、喜びが大きかったです。やはり会話劇の部分で役者としての腕も試されると思っていたので、覚悟と緊張を持ってアフレコ現場に行っていました」と、出演決定時の喜びと収録への思いを振り返った。続けて、「みなさんの愛を本当に感じる作品だなと思いますが、その分、歴戦の勇士である皆さんの前で話すのは少し緊張します」と会場に集まったファンの熱意の高さに背筋を伸ばす一場面も。
戸谷菊之介(天鳥桔平役)
戸谷菊之介(天鳥桔平役) / (C)HEADGEAR / 機動警察パトレイバー EZY製作委員会


■“レジェンド”千葉繁のサプライズ登場に会場もどよめき

それぞれの挨拶と作品へのコメントで会場が盛り上がる中、MCから「なんともう一方駆けつけてくださいました!」とアナウンスが入り注目の中登場したのは千葉繁。これまで初期OVA(アーリーデイズ)から実写版も含め「パトレイバー」シリーズに数多く出演しているレジェンドの登場に会場は驚きと喜びのリアクションにあふれ、この日一番の拍手に。「最近千葉繁に似ている似ていると言われる、シバシゲオです。よろしくお願いします」とユーモアを交えて挨拶をすると、会場は笑いの渦に包まれた。

2030年代を舞台にした本作では整備班の「顧問」という立場になったということもあり、イベント登壇では珍しくスーツを着用することにしたという千葉。「今日は正装ということで、ネクタイとかもしめちゃってね。僕らはもう普段は、冠婚葬祭以外では着ないんですよ!」と今日の衣装についてもコメント。この人無くして「パトレイバー」は語れない、そんな千葉も加わり後半のトークパートはいっそうの盛り上がりを見せた。

上坂は「本物のシバさんの“HELLO(ヘロー)!”を聞くことができて嬉しかったです」と『パトレイバー』ファンらしい目線でコメントをすると会場には深く頷き同意をするファンも少なくありません。戸谷も「千葉さんが1話のアフレコの際にアドリブをたくさん入れていたのをみて、僕もすごくワクワクしていました。ここまでアドリブを入れることができるのが本当すごいです!」と大先輩への尊敬の念を口にしました。そんな千葉は、「今回の『パトレイバー』は、本当に何にも考えなくていい!すんなり入って来ますよね。最高でした、試写会場で大笑いしちゃったんですよ。これぞパトレイバーという感じです」と本作へ太鼓判を押した。
千葉繫(シバシゲオ役)
千葉繫(シバシゲオ役) / (C)HEADGEAR / 機動警察パトレイバー EZY製作委員会


■「シン・ウルトラマン」など手掛けた樋口真嗣氏との制作秘話

さらに予告映像の冒頭にも使用されているシーンで、これまでのシリーズの主人公・野明がイングラムにつけていたあだ名のステッカー「ALPHONSE」が読めず、「アルフォンセ…ス?」と十和が首をかしげる場面について、実は上坂のアドリブだったことも明らかに。出渕監督は、「十和はレイバーにそこまで興味のないキャラクターなので、その台詞を聞いて“たしかに十和はそうだよな”と思って、そのまま採用しました」と裏話を明かすも、上坂はなんと記憶に無かったようで「え!?私のアドリブでしたっけ!?」と驚愕。続けて「でも中の人的には、本当に読み間違えるわけないので…」と零すと、監督も「そういう意味でも、すごく十和を良く演じてくれてた」と褒めたたえる。“アドリブ王”千葉も「アドリブは自然に口から出てくるものですから!計算じゃない!」とフォローし、息の合った掛け合いかつ貴重なアフレコ裏話で会場を沸かせた。

さらに劇中のとあるシーンについては、特撮なども多く手掛ける映画監督・樋口真嗣氏に依頼して制作されたことも判明。できあがったコンテを見て「どこかで見たことのある映像に仕上がっているなと思っていたら、押井守監督のある作品と同じ構成でした。“これしか思いつかなくて”と強く推すので、(樋口)真嗣がそこまで言うのなら、とこの案を採用する覚悟を決めて、押井さんにも承諾をいただきました」と制作秘話を披露。「HEADGEARの全員の名前をエンドロールに載せたくて、色々と試行錯誤しました。(このシーンにまつわることで)今まで見たことのないような肩書きで押井さんの名前がエンドロールに載っているので、ぜひ最後まで見てください!」と呼びかけた。
上坂すみれ(久我十和役)
上坂すみれ(久我十和役) / (C)HEADGEAR / 機動警察パトレイバー EZY製作委員会


■復活した「パトレイバー」への熱い思い…出渕監督も観客の声援を噛みしめる

時間はあっという間に過ぎ、最後の挨拶へ。

千葉は、「皆様の『パトレイバー』でございます!皆様の心に住んでいるそれぞれの『パトレイバー』が居ると思うんです。その『パトレイバー』を育ててもらいたいですね。ちょっと具合が悪いな、というような人も観たら健康になります。ぜひ親戚縁者、お友達、いろんな方に広めてください。よろしくお願いいたします!」と、千葉らしいユーモアたっぷりの言葉で締めると、会場からは大きな拍手が贈られた。

戸谷は、「僕は『EZY』をきっかけに『パトレイバー』という作品を知ったのですが、いま本当に、出会えて良かったと思うくらい大好きな作品になりました。僕が思うということは、僕の同年代にも絶対に響くと思うんです。より多くの方に知ってほしいと思うので布教活動を頑張っていきたいです」とコメント。新たな世代へ作品の魅力を広げていきたいという、熱い思いをのぞかせた。

上坂は、「大好きな作品に携わることが出来ていちファンとしても演者としても本当に嬉しいです。今日、皆さんと同じ空間で『パトレイバー』ってこんなに面白いんだと再発見できた日になったと思います。『パトレイバー』の話をすると、みんな好きなポイントが違うので絶対盛り上がるんですよね。これが来年まで確約されているんですよ!みなさんも『パトレイバー』好きの友達をたくさん増やしてほしいです。みなさんの応援があれば無限に作れるはずです!みなさんも声を大にして、全世界に広めて行っていただけたらと思います。」と、愛情に溢れるメッセージを伝えた。

出渕監督は、「今回の『EZY』をぜひ、という思いももちろんあるのですが、それに伴って『パトレイバー』のおもしろさを再発見することできました。様々なジャンルに、色々とアプローチができる作品です。昨今の作品って連続性のあるものが多くて、読み切り感のある作品が少ない気がするので、そういう意味では今回初めて『パトレイバー』を見る若い人たちにも、新鮮に受け止めていただけると嬉しいです」と、本作への確かな手応えと、シリーズの可能性を語った。

そして登壇者が退場するかと思いきや、出渕監督のみが会場に残り、観客の皆様からの撮影OKというサプライズのボーナスタイムに突入。様々な方向へ目線を向けファンに手を振る出渕監督へ会場のいたるところから「面白かったよ!」「もう1回見ます!」「出渕監督、ありがとう!!」などの声が飛び交い、受け取った監督も笑顔でリアクションを返すあたたかなひと時が流れた。ラストには大きな拍手に包まれながら監督も降壇。盛況の中、イベントは成功裏に幕を閉じた。
出渕裕監督
出渕裕監督 / (C)HEADGEAR / 機動警察パトレイバー EZY製作委員会


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