●移行後も「運用」を続ける――Windows 11の寿命設計
Windows 11は年1回の大型アップデートで、Home/Proは各バージョン24カ月のサポート期間です。現行の23H2(Home/Pro)が25年11月11日まで、24H2(Home/Pro)が26年10月13日までが目安です。
自動更新を有効にし、ブラウザーや主要アプリ、セキュリティソフトも合わせて最新状態を維持するのが基本運用です。組織利用ならIntune/WSUSなどで一元管理することによって、更新漏れによるセキュリティホールを防げます。
なお上述のとおり、Microsoft 365 アプリのセキュリティ更新はWindows 10上で28年10月10日まで提供されます。ただし、これは「アプリ側の延命」に過ぎず、OSとしてのWindows 10が非サポートである状況は変わりません。OS移行を前提に据えたスケジュールを組んでください。
●移行完了後の「ならし運転」を忘れない
移行作業が終わったら、日常業務に影響しないか実地での確認を行います。
・日常的に使うアプリが問題なく起動し、基本機能が動作するか
・プリンター、スキャナー、Webカメラ、外付けドライブなど周辺機器が使えるか(必要に応じてドライバー更新)
・ネットワークやメール、クラウド同期、VPNなどが正常に接続できるか(組織利用の場合)
・Windows Updateが正常に動いて最新パッチが当たっているか
ここまで見届ければ、移行は実質的に完了です(※対応ドライバーの提供状況は機器・メーカーごとに異なります)。

