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F1レギュラーになって1年……ローソンが噛み締める、“前任者”リカルドの人徳「当時は気まずかったけど、ずっと親身に接してくれた」

F1レギュラーになって1年……ローソンが噛み締める、“前任者”リカルドの人徳「当時は気まずかったけど、ずっと親身に接してくれた」

今から約1年前、2024年のシンガポールGPはダニエル・リカルドにとってF1最後のレースとなった。そのリカルドの後任としてRB(レーシングブルズ)からレギュラー参戦を開始したのがリアム・ローソン。あれから1年——ローソンは2025年のシンガポールGPを15位でフィニッシュした。

 ローソンのF1デビューとなったのは、2023年のオランダGP。フリー走行のクラッシュにより負傷したリカルドの代役としての急遽の出走であった。リカルドとしても、ニック・デ・フリーズの後任としてF1復帰を果たした2戦目にして、突如長期離脱を余儀なくされた。

 それからローソンが5戦を戦って穴を埋めた後、リカルドは復帰。翌2024年シーズンもレギュラーとして戦っていたが、成績が上向かずにシンガポールGPを最後にローソンと交代となった。シンガポールではファステストラップを刻んで自身のラストレースに華を添えたリカルドだが、それは彼が復帰後に直面した困難を考えると、ほんのわずかな慰めに過ぎなかった。

 昨年のシンガポールGPの時点では正式発表はなかったものの、パドックでは「これがリカルドの最終レースになるのではないか」という噂が絶えなかった。レース後のチーム全体で感傷に浸るような雰囲気も、それを物語っていた。ただ、後任としてそのシートに座ることとなるローソンとしては、当時は居心地の悪い思いをしたという。



 ただ、そんな複雑な思い出のある昨年のシンガポールを振り返ったローソンは、リカルドが人格者であったことは揺るぎない事実であると語った。

「僕たちにとっては、とても気まずい状況だった」

「その中で唯一得たものは、ダニエルがいかに良い人かということ。そして彼の怪我によって僕が初めてそこ(RBのシート)に収まって、またリザーブに戻るまでの間、彼がどう接してくれたかということだ」

「俺たちはすごく良い関係を築けていたし、今でもそうだ。彼への尊敬の念がどれだけ高まったか……それが昨年のあの週末の唯一の収穫だと言えるほどだ」

「バクー(ローソンが5位に入った前戦アゼルバイジャンGP)の後にも彼から素晴らしいメッセージをもらった。彼は今自分の道を進んでいるけど、とにかくずっと支えてくれている」

「出身も近い(※リカルドがオーストラリア、ローソンがニュージーランド)から、お互いに理解できる部分もあると思う。お互いここまで来るのは大変で、同時に幸運でもあったんだ」

 2026年にアービッド・リンドブラッドがレーシングブルズからF1デビューを果たすという噂が流れる中、ローソンは来季のF1残留に向けて重要な局面に差し掛かっている。前回のアゼルバイジャンでは過去最高のリザルトを残したものの、すぐにシンガポールへと気持ちを切り替えたという。

「良い結果が出たときはもちろん嬉しい。でも、驚くほど早く気持ちを切り替えて次のレースに向かうのは狂気じみているよね」

「バクーはすごく良いレースだった。チームのことを考えても興奮したし、自分の走りにも満足していた。でも数時間後にはもう、次のレースのことを考えていた」

「来季のシートを掴むために戦っている自分の立場だと、常に先を見据えて結果を出し続けようとするのは自然なことなんだ」

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