
【問題】
使われている漢字はどちらも小学校で習う簡単なものばかりです。しかし、この組み合わせになると正しく読める人はぐっと減ってしまいます。
★ ヒント
剣道で使う道具の名前です。竹を割って束ねて作られており、稽古や試合で実際に打ち合います。「ちくとう」ではありません。
【解説】

「竹刀」は「しない」と読みます。剣道をやったことがある方にはお馴染みですが、漢字だけを見ると「ちくとう」と読みたくなる方が大半でしょう。この読み方の由来は、竹刀の原型が「撓(しな)い竹」、つまり「しなる竹」で作られていたことにあります。「しなう」が「しない」に転じ、それに「竹刀」という漢字が当てられました。いわゆる熟字訓と呼ばれる読み方で、漢字一字ずつの読みからは推測できないタイプです。竹刀の歴史は古く、江戸時代に剣術の稽古で木刀の代わりに使われるようになったのが始まりとされています。現在の竹刀は4本の竹を組み合わせた構造で、安全性と打突の感覚を両立させた日本独自の武具です。
漢字は簡単なのに読めない、そんな意外性のある熟語はまだまだたくさんあります。次回の難読漢字もぜひお楽しみに!



