わかっているけど受け入れたくない感情/経験した記憶のような時間
本作には、レズビアンへの無理解のために「人の手で終わりに導かれてしまう恋愛」という側面がある一方で、描かれる感情の根源的部分には、誰しもが持っていた若い頃の感受性があり、恥ずかしさやかっこ悪さを併せ呑んだ、まっすぐな感情が内包されています。それもあってか、“まるで自分が過去に経験した記憶”のような映像が流れ込んでくる──そんな印象を持った作品でした。
過去の自分に共鳴するような、濃密な26分を反芻してみてください。あと、パンフレットには全脚本も記載されていますので、上映版と比較してみると興味深いと思います。
『サラバ、さらんへ、サラバ』
あらすじ:16歳、茨城の田舎町に住む女子高生カップルの仁美と菜穂。アイドルになることを夢見る菜穂を、仁美は献身的に支えていた。ある日、菜穂から「K-POPアイドルになるため韓国に行く」と告げられ、2人に突然の別れが訪れる。
https://sarabasaranghaesaraba.com/
出演:
蒔田彩珠、碧木愛莉、テイ龍進、石崎なつみ、笠本ユキ、涌田悠
脚本・監督:洪先恵
撮影:古屋幸一
照明:加藤大輝
録音:木原広滋
美術:森田琴衣
衣装:小宮山芽以
ヘアメイク:タカダヒカル
助監督:内田新
音楽・音響効果:Steve Licht
カラリスト:山田裕太
EED:小林明日美足立淳
MA:草山洋次
ラインプロデューサー:村田潤
プロデューサー:三毛かりん
プロデューサー補:太田垣百合子
製作・制作:テレビマンユニオン
配給・宣伝:イハフィルムズ1.85:1 / ステレオ / 26min / 配給:イハフィルムズ
© テレビマンユニオン
