
TVアニメ「異世界のんびり農家」のファン待望となる第2期が4月6日よりスタート(毎週月曜深夜2:00-2:30ほか、テレ東ほか)。第1話「ようこそ」では、前作で何もない森から立派な一つの村を作り上げたヒラクが仲間たちとともに移住希望者たちの受け入れ準備に取りかかる。そんな中、意外な活躍を見せた新キャラのラッシャーシに視聴者の関心が寄せられた。(以降、ネタバレが含まれます)
■大人気ほのぼのアニメが帰ってきた!ルーがすっかり母の顔に
2023年に放送され、大きな反響を呼んだTVアニメ「異世界のんびり農家」が約3年ぶりに帰ってきた。本作は、シリーズ累計600万部を突破した内藤騎之介によるライトノベルが原作のスローライフ・農業ファンタジーだ。
ブラック企業で身体を酷使し、闘病の末に若くして命を落とした青年・街尾火楽(以下、ヒラク/CV:阿部敦)は、神の恩寵により異世界で第二の人生を送ることに。しかし、ヒラクが転移したのは、強力な魔獣が多数生息するゆえに誰も寄りつかない「死の森」だった。
それでも、神から授けられた“万能農具”と前世の知識をもとに憧れの農業生活をスタートさせたヒラク。吸血鬼のルールーシー=ルー(以下、ルー/CV:下地紫野)や天使のティア(CV:洲崎綾)をはじめ、住民が増えていくごとに生活も豊かになっていく。さらには魔王国やドラゴン、周辺の村とも友好を図り、多種多様な種族が暮らす立派な「大樹の村」へと成長させていった。
第2期の第1話では、大樹の村に100人以上の移住希望者が殺到。受け入れのため第二の村を作ることになり、住民たち総出で準備に取りかかる。ヒラクが万能農具の斧で次々と木を切り倒し、森を開拓していく中、やってきたのはルーだ。彼女といえば、ヒラクと出会った最初の住民。貴族と揉めて追われる身だったルーは、もともと人付き合いを避け、誰もいない生活を望んでいたものの、孤独を感じていたヒラクの強い希望で一緒に暮らすことになり、そのまま彼の妻となった。
第1期の終盤には、ヒラクとの第一子・アルフレートを出産。そんなルーが、腕の中で眠るアルフレートに「パパはほんとお仕事がだいちゅきですね〜」と赤ちゃん言葉で語りかける。すっかり母の顔となった彼女の姿に、視聴者は「すっかりママンに・・・」「人妻感強めのルーちゃんも良きものです」「3人並んだ姿が家族って感じでほっこり」と感慨深い気持ちになっていた。

■第1話のMVP?新キャラが早くも視聴者の心を掴む
第二の村を作り上げ、新しい住民の家も用意したヒラク。だが、到着したのは巨大な体を持つケンタウロスやミノタウロス、独自の生態系を持つ木の精霊ニュニュダフネなど、想定外の種族ばかりだった。住居のサイズや生活習慣の違いに振り回され、村が一気に大混乱に陥る中、意外な活躍を見せたのが、新キャラのラッシャーシ(CV:依田菜津)だ。
彼女は移住者の手続きで大忙しとなった事務所に、魔王国から増員された文官娘衆の一人。ケンタウロス族の代表を務めるグルーワルド(CV:東内マリ子)の対応にヒラクが戸惑っていると、ラッシャーシが助け舟を出す。戦火に巻き込まれた城から、魔王国四天王の一人・ビーゼル(CV:上田燿司)の転移魔法で村に連れてこられたケンタウロスたち。
お世話になる身でありながら、ビーグ子爵筆頭従士の縁者というプライドから高圧的な態度に出るグルーワルドに、ラッシャーシは「ここはあなたに差し上げる領地ではありません。お考えを改めては?」と冷静に諭す。それに対し、「無礼な!村娘の分際で」と怒りをあらわにするグルーワルド。すると、「これは失礼。名乗っておりませんでした」とラッシャーシは自身の身分を明かした。
実は彼女、ドロワ伯爵家の次女で、立場はグルーワルドよりも遥かに上。グルーワルドは跪いて無礼を詫び、一件落着となった。それを受けてラッシャーシはケンタウロスの世話係を買って出る。その余裕溢れる一連の見事な対応ぶりに、「ラッシャーシちゃん、ただの文官娘ちゃんじゃなかった…!」「腰は柔らかいのに圧がすごいww」「立場を誇示する者に的確で穏便(?)な指導シビれました!」「ラッシャーシのキャラ好きやわぁ」と早速心を掴まれる視聴者が続出した。
大勢の移住者を迎え、さらに賑やかとなった大樹の村。ヒラクたちが、新たな種族たちの住みやすい環境づくりに励む第2話は放送済み。次回のレビューもお楽しみに!
※第2話レビュー記事は5/5(火)16:30~配信予定。
◆文=苫とり子


