日常の食卓に欠かせない存在になった冷凍食品。市場は依然として拡大中で、いろんなアイデア商品が次々に出されている。
王道の炒飯あたりはすでにネタ切れになっていてもおかしくないが、可能性はまだ残されているらしい。というのも、なんと冷凍食品なのにお店のような炒飯になる商品があるのだ。その名も「おうち炒め炒飯」!
同商品を製造しているのは、「本格炒め炒飯」がギネス記録に登録されているニチレイ。この春から市場に投入されたようだ。
内容量は600gと多めで、値段は薬局で購入して537円。冷凍食品でお店のような炒飯が出来上がるなら苦労しないよと思うが、ニチレイだからマジでそうなるかもと期待させてくれる。
とにもかくにも論より証拠。ってことで、さっそく作ってみよう。
ちなみに「お店のようにする」には卵を使う必要があるが、ビックリするほど簡単。以下その手順で、フライパンを熱して油を引き……
次に卵を入れて半熟状に炒める。そこに冷凍のままおうち炒め炒飯を加え、あとは全面に広げて40〜50秒ほど放置。そしてヘラでかき混ぜて火が通れば完成!
炒飯と聞いたらフライパンや鍋を振りたくなるが、ニチレイのHPによるとそのまま炒めたらOKとのこと。よって、今回は一切フライパンを振っていない。
たったこれだけでお店のような炒飯になるとは思えない……そんな疑心暗鬼のなか、違いを探るべく電子レンジでチンしたものと食べ比べてみた。
はたしてどれくらい違うものなのか。先にレンチンで作った方から食べてみると、フワッとしていてややしょっぱさを感じる。これはこれで美味しいものの、レンチン特有の「ちょっとしたしっとり感」がまぁ分かる炒飯といえばいいだろうか。
そしてこれなら「本格炒め炒飯」を食べちゃうかなというのが正直なところ。では、対する「お店」ルートで作った炒飯はどうかというと……
明らかにパラッとしている……! 卵が塩っぱさのクッションになっていて、全体的にマイルド仕様に感じられるではないか。
それにしても驚かされるのが、ホントにパラッとしているところ。まさか1回もフライパンを振っていない炒飯とは誰も思うまい。
ただ、フライパンで冷凍炒飯を作ったらこうなるんじゃないかという気持ちもゼロじゃない。大体、火を通せばパラッとなって美味しくなるっしょ?
なんて思ったけど、卵なしを食べたら全然違った。
確かにレンチンよりもパラッとしたものの、卵が入っているとさらに炒飯から水分がなくなるというか……パラパラ具合がだいぶ違う!
あとは肝心の「お店のような炒飯」になるかどうかであるが、そこは条件付きといったところか。そのままだと味のパンチ力にやや欠けるため、卵はマストで味変となる何かアクセントを加えたい。そう……
例えばこんな感じで。ニチレイのHPに載っていたチャーシューで試したら、公式の提案だけあって簡単なのに美味しく仕上がった。他にはキムチを添えてもよし。冷凍庫の残り物を使ったりするときにも重宝しそうだ。
冷凍食品コーナーの炒飯は激戦区だけにまだあまり見かけないかもだが、卵1つで食感が変わるおもしろい一品だった「おうち炒め炒飯」。パラッと感は確かにお店のようになるから、気になる人はぜひ試していただきたい。
