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「出しきれなかった」痛恨敗戦でCL出場権が消滅。三笘薫が語った思い 右サイドでの起用には「1点を取るまではうまくいきましたけど…」【現地発】

「出しきれなかった」痛恨敗戦でCL出場権が消滅。三笘薫が語った思い 右サイドでの起用には「1点を取るまではうまくいきましたけど…」【現地発】


 5月2日に行われたプレミアリーグ第35節。ブライトンは敵地でニューカッスルに挑んだものの、この試合までリーグ戦5連敗と苦しんでいた相手に1―3で敗れた。

 この結果、わずかに残されていた来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得の可能性は事実上消滅。ヨーロッパリーグ(EL)出場権を争う位置には踏みとどまっているものの、直接的なライバルであるボーンマスとブレントフォードがともに勝利を収め、勝点50の8位へ後退した。シーガルズ(ブライトンの愛称)にとって、痛恨の一敗となった。

 左ウイングで2戦連続先発出場した三笘薫は、序盤から鋭い動きで存在感を示した。開始2分、GKバート・フェルブルッヘンからのフィードを右足アウトサイドで巧みに足もとに収め、すかさず中央へ折り返す。走りこんだMFジャック・ヒンシェルウッドがシュートを放ったが、敵GKニック・ポープの攻守に阻まれ先制点とはならなかった。

 試合開始からおよそ10分間は、ブライトンが主導権を握り、一方的に相手陣内へ押し込む展開が続いた。しかし徐々にニューカッスルが態勢を整え、狙い澄ましたカウンターからブライトンゴールに迫る。そして12分、右サイド深くに出たボールにFWジェイコブ・マーフィーが反応。フリーで抜け出すと、飛び出したGKフェルブルッヘンと接触して倒されるも、即座に立ち上がり、中央へクロスを供給した。このボールを、ゴール前で待っていたFWウィリアム・オスラが、無人のゴールに頭で叩き込んだ。

 前半途中には、三笘が対峙した右SBルイス・マイリーをかわす場面が立て続けに見られた。16分には、ハーフライン付近までポジションを下げ、ゴールに背を向けた状態でボールを受けると瞬時に反転。マイリーを置き去りにしてドリブルで前進しブライトンサポーターを沸かせた。しかし素早く戻った相手の対応に遭い、最終的には後方へボールを戻す選択を余儀なくされた。

 その後もマグパイズ(ニューカッスルの愛称)の堅守を前に攻めあぐねていたブライトンは、24分に追加点を許す。コーナーキックから長身左SBダン・バーンにヘディングシュートを決められ、2点差を追う展開に。ブライトンは苦しい状況のまま、ハーフタイムを迎えることとなった。
 
 流れを引き寄せられなった前半。三笘は「1対1で負けるシーンも多かったですし、ああいうカウンターのシーンをつくられたくなかった中で、何度も相手にやられたってところが...相手のやりたいことをやらされた感じですね」と振り返った。

 後半は開始直後から三笘が右ウイングへ、左サイドにはヤンクバ・ミンテが回った。内側に絞ったり、左サイドまで流れるなど、三笘は流動的な動きから攻撃を活性化。54分には、中央右寄りでボールを受けた三笘がドリブルで前進し、左足でシュート。しかし素早く反応したDFのブロックが入り、決定機には至らなかった。

 それでも61分には、細かくパスをつなぐ形から、FWダニー・ウェルベックのラストパスをヒンシェルウッドがゴールに沈めて1点差に詰め寄る。勢いに乗ったブライトンイレブンは、そこからさらにニューカッスルゴールに襲い掛かるもゴールは遠かった。逆に後半アディショナルタイムにダメ押しゴールを奪われて、ブライトンは手痛い黒星を喫した。

 後半のポジションチェンジについて三笘は、「全体はうまくいってたんで、ポジションによってうまく前進できていました」と手応えを口にした一方で、「1点を取るまではうまくいきましたけど、そこから何をした方がよかったかはちょっと難しいですけど」と冷静に分析した。

「(ポジションを入れ方理由は)監督に聞いてほしいですけど、右に入った分、自由なところのポジションにも許されてたんで、そこでもうちょい変化を加えたいってところと、ミンテもクロスが素晴らしいので。相手が嫌がってたんで、それをやり続けることだけ考えてました」

「相手はマンツーマンに来ないようなところと、後ろからしっかり前進できるポジションと、相手がプレスに行けないようなところはいけたんで、そこは作れてよかったですけど、そこから最後のところですね」
 
 崩しはできたが、決め切れなかった。その差が結果として勝敗を分けた。序盤に三笘が演出した得点機が決めっていれば流れが変わったのではないか? 囲み取材で質問された三笘は、「もうどのシーンでもそうですね。まあまあ、サッカーはそういうものなんで。次にどれだけ切り替えれるかってところと、ホームはもうあと1試合なんで、しっかりとそこ取れるようにしていきたいと思います」と淡々と語った。

 チーム全体としてチグハグな場面が少なくなかったものの、三笘自身のパフォーマンスは決して悪くなく、コンディションは着実に上向いている。左ウイングのみではなく、トップ下や右サイドでもプレーするなど、28歳はいまだに成長の途上にある。

「そうですね。求められるとこはどれだけなんでもできるようにはしたいと思ってやってるんで、それが高いクオリティでできれば試合に出れると思いますけど。左サイズは前半もっとできたと思いますし、まだまだですね。攻撃のクオリティも上げないとなと思います」
 
 自身の調子についても、「徐々に上がってますけど、まあまあ。今日やるべきこともっとあったかなと思いますし、チームとしてうまくいかなかったんで、違う判断ができたかなと思います」と、普段どおり厳しい自己評価を下した。

 プレミアリーグというタフな環境。なかでもシーズン終盤戦のシビアな状況にある。だが表情は暗くない。

「毎試合この厳しさがある。素晴らしい環境ですし、もうどのチームも昇格降格で必死なんで、それは普通。その気持ちがどれだけ強いかが、今後3試合に出ると思うんで」
 
 残念ながらCLへの道は限りなく険しい状況となった。しかしEL出場権は、まだ現実的な目標として残っている。その戦いに向け、三笘は本音を漏らした。

「今日はそれ(強い気持ち)がまだ出しきれてなかったかなと思います」

 残されたのはわずか3試合。言い訳をするつもりはない。

取材・文●松澤浩三

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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