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「絶対に腐っちゃいけない」期待のFW福田師王がドイツでぶつかった壁――レンタル決断は「自分の実力不足」【インタビュー3】

「絶対に腐っちゃいけない」期待のFW福田師王がドイツでぶつかった壁――レンタル決断は「自分の実力不足」【インタビュー3】


 日本を出て海外に出る。あこがれや野心を胸に、みんながそれぞれの未来像を思い描きながら、その一歩を踏み出す。だが、海外生活全てが順調に行くことはあまりない。その多くが、どこかで必ず壁にぶつかる。

 神村学園時代から将来を嘱望されたFW福田師王もそうだった。ボルシアMGのU-19からU-23まではスムーズだったし、そこで結果を残してトップチームにも呼ばれるようになった。ブンデスリーガデビューも果たした。だが、そこから先が厳しかった。どれだけ奮闘しても自分の名前が呼ばれない。3季目を前に新たな環境に身を置く決断をしたのは、ある種必然でもあったのかもしれない。

「ボルシアMGを出ようと思ったのは、昨シーズンの冬ごろ。(出場機会がなかったのは)ただ単に自分の実力不足ですね。(ヴォルフスブルク戦で)点を決めるより前に、『来年1年ちょっと違うところに行って、成長しようかな』と思ったのが、きっかけです」

 出場機会を求めてドイツ2部のカールスルーエへレンタル移籍で飛び込んだ。ただリーグが一つ下がるからすぐ出られるフリーパスがあるわけではない。カールスルーエは、家族的な雰囲気を持つクラブだ。選手・コーチ陣・スタッフ間は信頼し合い、それが深い絆としてクラブの力になっている。

 そうした雰囲気があるからこそ、選手はじっくりと成長と向き合えるというメリットがある一方で、新加入選手には少しの結果ではなかなか序列が変わらない、という難しさもある。

「やっぱり苦しかったのが正直な気持ちです。大変な時期が続いていました。でもやっぱり、いろんな選手が活躍しているのをみて、『俺がここで落ち込んだり、下を向いてていいのか』と思って。ここで吹っ切れようと、もっと頑張ろうという思いで、今も頑張っています」
 
 今年に入って少しずつ試合出場機会が増え、ゴールもついてくるようになったのは、周囲の状況が変わったからではなく、福田自身の受け止め方とそれからの取り組みが実を結んできたからだろう。

「監督ともいろいろ話はしました。試合に出られなかったから腐るのか、それとも次の練習からさらに気持ちを入れて戦うのか、そういうところを見てるって言われました。ほんとメンタルは鍛えられましたね」

 試されているのは、ピッチ上のプレーだけではない。日々の姿勢、その積み重ねが評価に直結していく。監督が「この選手を起用したい」「この選手をピッチに送ったら何かしてくれるはずだ」という信頼は、数字だけでは測れないものがある。

「そうです。だから絶対に腐っちゃいけないと思う」

 苦難を乗り越えた人は強い。これからも壁は何度も立ちふさがることだろう。それでも22歳のストライカーは足を止めずに、前を向いて戦い続ける。

取材・文●中野吉之伴

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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