
丸みを帯びた機体が映える「HGUC 1/144 ガーベラ・テトラ」(BANDAI SPIRITS) (C)創通・サンライズ
【画像】え…っ!「正体に衝撃」こちらが『ガンダム』中身が別物の“偽装MS”たちのビジュアルです(5枚)
隠された正体にビックリの偽装MS
「機動戦士ガンダム」シリーズでは、規格外の大きさや高性能すぎるなどさまざまな理由で視聴者を驚かせた機体が登場します。そのように衝撃的だった機体として、見た目と中身がまるで違う「偽装モビルスーツ(MS)」の存在も忘れてはいけません。
例えば、2025年に完結したマンガ『機動戦士ガンダム サンダーボルト』(原案:矢立肇、富野由悠季/作画:太田垣康男)に登場する「パーフェクト・ガンダム」の正体は、外装を改修した「サイコ・ザクMk-II」です。
サイコ・ザクMk-IIは搭載するシステム「リユース・P・デバイス」のデータを手に入れた宗教組織「南洋同盟」によって極秘裏に建造され、のちに元ジオン公国軍のパイロットで主人公のひとり「ダリル・ローレンツ」の手に渡りました。宇宙戦用MS「高機動型ザク」をもとに作られた初代「サイコ・ザク」と異なり、サイコ・ザクMk-IIのベースは地上用MS「ザクII」です。
その後、宇宙要塞「ルナツー」に潜入するため、地上用から宇宙戦仕様への改造と偽装を兼ねてガンダムの装甲が施されたのでした。外装はガンダムそのものですが、各所から動力パイプが露出しているなど中身であるザクのデザインも残っています。
また正体が露見しないように、偽装が施された機体としては『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場したMS「ガーベラ・テトラ」もあります。当初はMS開発を手掛ける複合企業「アナハイム・エレクトロニクス」と地球連邦軍の「ガンダム開発計画」による「ガンダム試作4号機(ガーベラ)」の名称で、宇宙での戦闘に特化した強襲型機体として開発されました。
ところが、理由は諸説あるものの開発途中で計画が中断したため、ジオン公国軍の機体に似せた外装を施され、裏取引でジオン公国軍の残党組織「デラーズ・フリート」に所属する女性パイロット「シーマ・ガラハウ」の艦隊に譲渡されます。
作中では、コロニー落とし作戦がおこなわれる最終局面で主人公「コウ・ウラキ」が乗る「ガンダム試作3号機デンドロビウム」と対峙し、戦いのさなかにデンドロビウムの砲塔と激突したままビームで撃ち抜かれて撃破されました。
そして、2008年から2009年にTV放送された『機動戦士ガンダム00』第2期に搭乗する「セラフィムガンダム」は、ほかの2機とは違った形で正体を偽装したMSです。
普段のセラフィムは治安維持組織「ソレスタルビーイング」のMS「セラヴィーガンダム」のバックパックとして収納されています。背中に折りたたまれたセラフィムの姿はガンダムの顔のような形になっていて、背面のガンダム顔がセラヴィーの特徴です。
緊急時にセラフィムはセラヴィーから分離して本当の姿を現し、単独の機体ながら2機のMSとして連携攻撃を取ります。ちなみに、動力となる「太陽炉」とコックピットがついたセラフィムガンダムが本体で、分離時のセラヴィーのほうは無人攻撃機となります。サイズとして大きいセラヴィーのほうが子機なのは、意外に感じる人も多いかもしれません。
