
【問題】
「吃」という漢字は「きつ」と読むことが多いですが、送り仮名がつくと一気に読みにくくなります。日常会話では耳にする言葉なのに、漢字で書かれると戸惑う人が続出する一字です。
★ ヒント
言葉がスムーズに出てこず、同じ音を繰り返してしまう状態を表します。「緊張して○○○てしまった」のように使います。
【解説】

「吃る」は「どもる」と読みます。言葉を発する際に音が詰まったり、同じ音を繰り返してしまう状態を指す動詞です。「吃」の字は「口」と「乞」から成り、口がうまく動かない様子を表しています。中国語でも「吃」は口に関する動作(食べる)を意味し、口の動きに深く関わる漢字です。「吃驚(びっくり)」の「吃」と同じ字ですが、読み方がまったく異なるのが面白いところです。現代では平仮名で書かれることがほとんどですが、文学作品などでは漢字表記が見られます。知っておくと古い文献を読む際にも役立つ一字です。
「吃」一文字でこれだけ読み方が変わるのは驚きですよね。次回もあっと驚く難読漢字をお届けしますので、お楽しみに!



