
2年後に放送されたシーズン2も三浦春馬さんと佐藤健さんは続投 画像は『ブラッディ・マンデイ』シーズン2のメインビジュアル (C)東宝/TBS (C)龍門諒・恵広史/講談社
【画像】え…っ!「若っ」「服も時代が…」 こちらがドラマ放送当時“18歳”だった「三浦春馬」さんと、“19歳”の「佐藤健」さんの姿です(3枚)
ドラマファンは知らない、意外なカップリング
実写ドラマや映画で物語を知ったつもりでも、原作マンガには「意外な展開」が描かれていることがあります。三浦春馬さん主演のドラマ『ブラッディ・マンデイ』、松山ケンイチさん主演の映画『うさぎドロップ』、池松壮亮さんと菅田将暉さんがダブル主演を務めた映画『セトウツミ』……。実写版しか知らない人ほど驚く、原作マンガの「その後」をご紹介しましょう。
「九条音弥(演:佐藤健)」と結ばれた意外な人物
2008年に実写ドラマ化された『ブラッディ・マンデイ』(原作:龍門諒、作画:恵広史)は、天才ハッカーの高校生「高木藤丸(演:三浦春馬)」がテロ組織の陰謀に立ち向かう本格サスペンスです。
ドラマ版は原作をベースにしつつ、展開には独自のアレンジが加えられています。特に第2シーズンはオリジナル色がいっそう強まり、テロ組織との攻防を軸に物語が進行しました。そのため藤丸たちの恋愛要素にはほとんど踏み込まれていません。
一方の原作マンガは、サスペンスに加えて恋愛要素の比重が大きい構成となっています。やがて平穏な日常を取り戻した藤丸は想い人と結ばれ、親友の「九条音弥(演:佐藤健)」とともにダブル結婚式を挙げる結末へと至りました。
ここで気になるのはふたりの相手ですが、藤丸は第2シリーズから登場した「水沢響(演:黒川智花)」、音弥は藤丸の妹「高木遥(演:川島海荷)」と結ばれます。特にドラマ版の音弥と遥は恋愛関係をうかがわせる描写がほとんど見られなかったため、この結末に驚かされたファンも多いのではないでしょうか?

『うさぎドロップ』DVD(Happinet(SB)(D)) (C)2011『うさぎドロップ』製作委員会
賛否が分かれた物語の結末
『うさぎドロップ』(原作:宇仁田ゆみ)は、冴えないアラサーサラリーマン「河地大吉(ダイキチ/演:松山ケンイチ)」と、祖父の隠し子「鹿賀りん(演:芦田愛菜)」が家族のように絆を深めていくハートフルストーリーです。2011年にはTVアニメ化と実写映画化が行われましたが、いずれも原作の最終回までは描かれていません。
りんの幼少期しか描いていない映像作品だけを観ると、『うさぎドロップ』=「親子愛の物語」という印象が強く残ります。もちろん原作マンガでもそのテーマが重要な位置を占めていますが、最終盤に大きな転換が用意されていました。成長したりんがダイキチに恋心を抱き、ふたりが結ばれる形で幕を閉じるのです。
血のつながらない親子から恋愛関係へと発展するこの結末は、20歳以上離れた年齢差も相まって当時大きな話題を呼びました。いまなお賛否が分かれる展開ではあるものの、ネット上には「これがふたりの選んだ家族の形かと思うと尊重したくなる」「しっかり者のりんが人生のパートナーにダイキチを選ぶのは何となく分かる気がする」といった声も少なくありません。

実写映画『セトウツミ』豪華版DVD(ブロードメディア・スタジオ) (C)此元和津也(別冊少年チャンピオン)2013 (C)2016映画「セトウツミ」製作委員会
映画版の「その後」にまさかの展開
2016年に実写映画化された『セトウツミ』(原作:此元和津也)は、「瀬戸小吉(演:菅田将暉)」と「内海想(演:池松壮亮)」が河原の階段でたわいもない会話を繰り広げる日常ギャグマンガです。映画版でもテンポの良い掛け合いと、部活に入っていない男子高校生特有のゆるい空気感が再現され、高い人気を集めました。
ところが原作マンガでは、物語が進むにつれて意外な方向へと展開します。内海の家族をめぐる重い事情が明らかになり、これまで描かれてきた河原での時間つぶしが、ある計画のためのアリバイ作りだったことが示唆されるのです。
それまでの雰囲気をがらりと変える展開は映画版では描かれておらず、あくまで瀬戸と内海の掛け合いを楽しむ作品として完結しています。なお2017年に放送された葉山奨之さんと高杉真宙さん主演の連続ドラマ版では、この展開にまで踏み込んで描かれました。映画版しか知らない人にとっては、印象を大きく覆される内容です。
