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バチェロレッテ3 武井亜樹×北森聖士が、AI・宇宙・未来のキャリアの歩き方を語る!『自分だけの輝く人生のつくり方』出版記念イベントレポート【後編】

バチェロレッテ3 武井亜樹×北森聖士が、AI・宇宙・未来のキャリアの歩き方を語る!『自分だけの輝く人生のつくり方』出版記念イベントレポート【後編】

現代におけるAIと宇宙の重要性とは?

武井 AI事業をやっている北森くんが、今後やりたいことはどんなことですか?

北森 日本における「失われた30年」を今後どうしていくべきか?という話もよくしているのですが……僕は、今の日本人に足りないのは“余白”だと思っているんです。現代人は時間に縛られていて、視野が狭くなってしまっています。今後はAIの活用によって、仕事やプライベートで必要だった時間が短縮されて、生まれた余白をクリエイティブな時間に変えることができるはず——そして、それを日本がいち早く実現できれば、再び世界にクリエイティブを発揮できる国になれるのではないか?という仮説を立てているんです。だから今の会社をよりよい会社にして、世の中に広くAIを普及できるよう今後も頑張っていきたいと思っています。

武井 私は、このAI普及の波はかつてのIT化の波に近いと思っています。保守的な日本企業はIT化の波に乗り遅れてしまい、GAFAMのような世界のトップ企業に後れを取ってしまった。それは、ITという“よくわからないもの”にきちんと向き合い、着いていかなかったからではないか……と。

それがITの次はAIと宇宙であり、この波に乗ることが日本にとって非常に大事だと考えています。先のことはわからないけれど、AIや宇宙が重要だとわかったタイミングでようやく取り組むのでは、もう遅いと思います。

北森 宇宙事業がなぜ大事なのか、改めて教えてください。

武井 宇宙というとロケットや衛星といった“遠いもの”をイメージする人が多いかもしれませんが、たとえば携帯電話の5GやGPSなども宇宙技術である衛星を使っています。これはほんの一例ですが、実は宇宙はさまざまな形で私たちの身近な生活に深く根付いているものなんです。

また、月への移住を目指す「アルテミス計画」というものがあるのですが、もし人が暮らす場所が地球から月に変わると、私たちの生活に関わるすべての営みが月で行われます。そこであらゆる産業が必要になるので、さまざまな分野の人が宇宙事業に入ってくることが、今後より重要になります。私の個人的な目標としては今後、理系(STEM)で活躍する女性をもっと増やしていきたいですね。

武井亜樹メイン講演「宇宙の魅力について」

イベントの第3部となるメイン講演では、武井さんが宇宙に惹かれたエピソードや、著書『自分だけの輝く人生のつくり方』の制作の裏側について語りました。講演の最初にモニターに映し出されたのは、西表島の美しい星空の写真です。

武井 私が宇宙に惹かれた原点は、小学2年生のときにガールスカウトのキャンプで訪れた西表島での経験です。みんなから仲間外れにされて悲しかった夜、一人でビーチに行き、見上げた満点の星空。そのとき「心の中のモヤモヤや悲しい気持ちがすべてなくなり、“あなたはこのままでいいんだよ、自分らしくいていいんだよ”と言ってくれた気がしたんです。その日以来、私にとって宇宙は「特別な存在」となり、今でも自信をなくしたり悲しくなったりしたときに勇気をくれる存在です。

また、武井さんが著書を伝記スタイルにした理由も、こうした経験の中にありました。

武井 幼少期から周りに馴染めず「変わってる」と言われることが多くありました。やりたいことを周りに話すと、トゥーマッチだと言われたり、女の子なのに東大に行くなんて……と心配されることもありました。自分的には「これがいい」と思って突き詰めたことが、毎回裏目に出てしまう。そんな私を救ってくれて、自信をつけてくれたのが伝記だったんです。

ジャンヌダルクやキュリー夫人など、伝記に登場する世界の偉人たちのエピソードに触れるうちに、自分がやりたいことを突き詰めるためには、おかしいだとか変わってると言われることがむしろ普通のことなのだと感じ、勇気づけられました。

だから本を作るとなったときに、本当はハウトゥー本のほうが読者は手に取りやすいし売れるといった話を聞いたのですが、私は伝記スタイルにしたかった。私が伝記に元気をもらったように、悩んでいる人が私の本を読んで、「自分はこれでいいんだ」と思ってくれたら嬉しいです。

講演の後半では、ハッブル宇宙望遠鏡やジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が捉えた、美しく壮大な宇宙の画像が次々と映し出されました。

武井 私のように宇宙との特別なエピソードをもたない人であっても、宇宙の美しさに心を動かされ勇気をもらえるのは、自分たちがどこから来てなぜここにいるのかという“自分たちの起源”と“宇宙の起源”が、きっと繋がっているからではないかと思うんです。

物理学者アインシュタインの言葉に「人生には二つの生き方がある。一つは、奇跡などまったく存在しないかのように生きること。もう一つは、すべてが奇跡だと思って生きること」という名言があります。

この広大な宇宙の中で、私たちが今ここに存在していること自体が“超ミラクル”なんです。自信がないときや落ち込んだときに「この奇跡的な確率の中で生まれたんだ」と思うと、一気に自分のことも、自分の人生も愛せるようになる——私はそう思っています。

配信元: パラナビ

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