
異世界に召喚された少年ナツキ・スバル(CV:小林裕介)が、死して時間を巻き戻す『死に戻り』の力を使い、過酷な運命に立ち向かっていく姿を描く『Re:ゼロから始める異世界生活』。その待望の4th seasonが幕を開けた(毎週水曜夜11:00-11:30ほか、TOKYO MX・AT-Xほかで放送/ABEMA・dアニメストア・ディズニープラス・FOD・Hulu・Leminoほかで配信)。第70話では、プレアデス監視塔の番人であるシャウラ(CV:ファイルーズあい)の熱烈な歓迎と、大図書館の書庫に入るための試験に挑むスバルたちの姿を描いた「白い星空のアステリズム」が放送された。(以下、ネタバレを含みます)
■シャウラの熱烈な歓迎とエミリアの可愛い嫉妬
竜車の中でエミリア(CV:高橋李依)の膝枕で目を覚ましたスバル。竜車の外に出ると、そこには前回の土壇場でスバルたちを救った謎の美女・シャウラが待ち受けていた。シャウラはスバルを見るなり「お師様ぁ!」と猛然と抱きつき、「お師様の可愛い教え子のシャウラッスよぉ!」と、スバルをお師様こと大賢人フリューゲルだと思い込んで歓喜する。
前回の凄惨な展開から一転、400年もの間たった一人で塔を守り続けてきたというシャウラの底抜けに明るいキャラクター性が、張り詰めていた空気を一気に和ませてくれる。そんなシャウラに抱きつかれるスバルを見て、「よくわからないけど、なんだかすごーくもやもやしたの」と、思わずスバルに蹴りを入れてしまうエミリアの姿もなんともほほ笑ましい。SNS上でも「ミステリアスお姉さんではなかったね…熱烈お出迎えで空気一変して笑った」「シャウラちゃんめちゃくちゃ可愛い。思い込みでも何でも良いからこのまま味方でいて欲しい」「ヤキモチを焼くエミリアたんが大層可愛かったので満足です」「前回までの絶望から一転、エミリアたんの可愛さが光る」と、謎の美女の意外な素顔とエミリアの嫉妬に癒やされる声があふれた。
■スバルの知識が光る『白い星空のアステリズム』
プレアデス監視塔の本来の役割が、知りたいことを何でも探せる『大図書館プレイアデス』であることが判明し、一行は書庫に入るための『試験』に挑む。そこは真っ白な空間に無数の黒い石板「モノリス」が浮かぶ不思議な場所だった。脳内に響く『――シャウラに滅ぼされし英雄、彼の者の最も輝かしきに触れよ』という試験問題に対し、スバルはシャウラという名前がサソリの針を意味すること、そしてサソリに滅ぼされた英雄オリオンの伝説を思い出す。

モノリスの配置がオリオン座の形になっていることを見抜くスバルの冴えわたる推理が心地よい。異世界において、現代の星座の知識が鍵となる展開は、まさに彼にしか突破できない試練。これには「スバルが星に詳しくて見事に答えを当てるの凄い」「スバルの現代知識と直感が鍵になる構造が好き」「試験の内容が星座でスバル得意分野…フリューゲルと同じ匂いがして嫌な予感」と、スバルの活躍を称賛しつつも、世界の謎の核心に掠める展開に引き込まれたファンは多かっただろう。
前回までの絶望的な雰囲気から一息つき、謎解きの面白さとキャラクターたちの魅力が存分に描かれた第70話。スバルとフリューゲルの関係性や、現代日本の星空が関わる謎解きなど、新たな伏線がちりばめられ、世界観の広がりを感じさせてくれた。ネット上でも「塔の中身が大図書館プレイアデスと判明して世界観が広がった」「シャウラが敵じゃなくて良かったけど、フリューゲル心酔ぶりから正体バレた時の反応が怖い」と今後の展開への期待と考察が飛び交っていた。見事試験を突破したスバルたちは、大図書館でどのような真実にたどり着くのか。次回のレビューもお楽しみに!
◆文/岡本大介


