戦後の闇市をルーツとする、都内でも屈指の活気を誇る商店街、通称「アメ横」の愛称でしられる「アメヤ横丁」。2026年5月5日、かねてから問題視されていた無許可の路上営業に対する一斉摘発が警視庁によって行われた。
警告を無視した一部店舗のテーブルや椅子を押収したと報道されており、私(佐藤)もそのニュースをネット上で見かけたわけだが、実際に道路は広く感じられるようになったのだろうか? 気になったので行ってみたところ……。私が歩いた範囲では、あまり変わったように見えなかった。
・一斉摘発と聞いて
地方出身者の私にとって、アメ横の賑わいは東京を象徴する景色のひとつだ。いつ行っても活気にあふれ、地元の人は元より、観光客で常に賑わっている。近年は店の顔ぶれも変わり、以前とは街の雰囲気が変化したようにも感じるけれど、それでもあの賑わいは好きだ。
その一方で、大型連休や年末年始になると、往来が困難になるほど人であふれ返る。もう少しスムーズに歩ければと思っていたところで、今回の一斉摘発の報道を知った。前より歩きやすくなったのだろうか?
この日はGW明けの平日ということもあって、混雑時よりもずいぶん人が少ない印象を受ける。
5日に行われたのは「アメ横クリーンアップ作戦」で、20人以上の警察官が飲食店街を巡回し、ルールを守るように啓発を行ったそうだが、どの辺を重点的に巡回されたんだろうか? JR上野駅側のアメ横看板から通りに入るが、それらしく痕跡はあるのか?
ざっと見たところ、普段と大きく変わった様子は感じないのだが~……。
センタービル前の飲食店前も普段通り。この辺は巡回対象ではなかったってことかな?
摩利支天の前の界隈もとくに変わった様子はないな。
もしかして通りが違ったのかも。そう思い、高架を挟んだ反対側に出てみた。
こちらもまあ普段と変わった感じはしないかな。もともとこちらはアパレル系のお店が多いので、路上営業している飲食店はそれほどなさそうではあったが。
う~ん、ザっと歩いたけどやっぱりいつもの感じなんだけど。
そういえば、マルイに抜けるこの通りは、以前は店前にもう少しテーブル・椅子があった気がする。正確に以前の状況を記憶しているわけではないけど、昼でもお酒を楽しんでいる人の姿が目に入った気がするな。
ここの高架下はもう少しお店がせり出していた気がしないでもない。少し引っ込んだのかな。
そこから高架下の脇道に入ると、ビールケースを椅子代わりにしているお店が目につく。たしか緊急車両の通行の妨げになるという理由で一斉摘発が行われたはずだが、この辺りが今回の巡回対象に含まれていたのかは判別できなかった。
この辺は変わってないな。真横に長テーブルを置いている。
ひょっとして、やっぱり対象の通りが違うんじゃないか? と思い、「上中」の方にも来てみた。
しかしながら、そもそもこの辺もまた、そこまで路上営業している印象はない。こっちもアパレル系のお店があるもんな。
どこかな~? と歩いているうちに通りを抜けてしまった。
結局、それらしきエリアは何となくでしかわからなかった。
道路交通法では路上に通行の妨げになる障害物を置いてはならない。テーブル・椅子は営業上必要なものではあるが、いざという時には通行の妨げになるだろう。
「路上」も店のうちと考えて、テーブル・椅子を置くお店があることは理解できる。しかし店を利用する人だけでなく、通りを行き交う人もまた街の賑わいに欠くことはできないはず。誰もが気持ちよく、そして楽しく飲食や買い物を楽しむためにもルールが守られることを願いたい。
