2012年ロンドン五輪・女子競泳で3つのメダルに輝き、今年9月に名古屋で開催されるアジア大会の代表である鈴木聡美が公式Xを更新。小学生から届いた切実な手紙を紹介し、一向に改善されない状況に再考を求めた。
35歳のレジェンドは「代表合宿から帰って、大学のプールに県内の小学生からお手紙が届いておりました。※ただのファンレターではありません」と記して、実際の手紙と同封されていたイラストを掲載。そこには幼いスイマーの心からの嘆願が綴られていた。
手紙は「神田かんとくとすず木せん手におねがいがあります」と書き出され、「山なし県に屋内50mプールを、作ってほしいです。屋外プールでは、暑くて、タイムが出ないし、熱中症のきけんせいがあります。国さい水泳連盟の規定では、水温は28度以下となっていますが、30度をこえる時もあります」と訴える。さらに「屋内プールをいじしていくのには、すごくお金がかかります」と費用面にも言及したうえで、「そこで、サンリオカップという大会を考えました。小学生と中学高校生で日にちをわけて開さいします。そうすることで出場人数をふやすことができます」と、具体的な捻出プランまで提示してあったのだ。
この手紙は山梨県の長崎幸太郎知事、甲府市の樋口雄一市長、そしてサンリオにも送られたことを報告し、「みんなで協力して作ってほしいです。よろしくおねがいします」と結ばれた。手紙を読んだ鈴木は「たぶん、色んな人と相談しながら考えてくれたんだと思います。これでも考え直してはいただけないのでしょうか?」と投げかけた。
そして、もうひとりのオリンピアンも動いた。鈴木の投稿をリポストしたのが、シドニー五輪の女子競泳代表である萩原智子さんだ。
山梨県出身の萩原さんは「私が小学生の頃(30年前)から山梨県に屋内50mプールができる!と言われ続けて現在に至ります」と明かし、「2032年に山梨県にて開催される第86回国民スポーツ大会・第31回全国障害者スポーツ大会に向けて、仲間と知恵を絞って要望書等を作成し、各方面にお話をしていますが...難しい状況です。 建設費や維持費が必要になることは承知しています。しかしプールの役割は泳ぐだけではありません。有事の際に大切な防災拠点にもなります。そういった観点からも再考していただけますと幸いです。よろしくお願いいたします」と書き添えた。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】鈴木聡美の元に小学生スイマーから届いた“直筆の手紙&イラスト”
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