
【問題】
日常会話でもよく使う感情を表す言葉ですが、漢字で書かれると途端に読めなくなる人が続出します。あなたはこの一文字、正しく読めるでしょうか?
★ ヒント
人の成功や幸せを見て、うらやましく思ったり憎らしく感じたりする気持ちを表します。「嫉妬(しっと)」の「嫉」の字を使いますが、送り仮名がつくと読み方が変わります。
【解説】

「嫉む」は「そねむ」と読み、他人の幸福や成功をうらやみ、憎らしく思う気持ちを表す動詞です。「嫉妬」という熟語では「しつ」と音読みしますが、訓読みでは「そねむ」となります。古語では「嫉み」という名詞形でも使われ、日本文学にも頻出する表現です。似た意味の言葉に「妬む(ねたむ)」がありますが、「嫉む」はより陰湿で根深い感情を含むニュアンスがあります。万葉集の時代から使われてきた古い日本語で、人間の普遍的な感情を的確に表す言葉です。現代でも小説や随筆では漢字表記されることがあり、読めると文学作品をより深く楽しめます。「嫉」の字は「女」偏に「疾」と書き、心に疾(やまい)を抱えるような感情であることを示しています。
「嫉妬」は読めても「嫉む」は読めない、そんな意外な盲点をつく一問でした。次回もあなたの漢字力を試す問題をお届けしますので、お楽しみに!
さらにもう一問!
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