
【問題】
ビジネスメールや日常会話でも頻繁に使うおなじみの言葉です。しかし漢字一文字で書かれると、まさかこの読み方だとは思わない人が多いのではないでしょうか。
★ ヒント
「前もって」「事前に」という意味で、ビジネスシーンでは「予めご了承ください」という形でよく見かけます。「予定」「予想」の「予」の字です。
【解説】

「予め」は「あらかじめ」と読みます。「予」という漢字は「予定」「予約」など音読みの「ヨ」で馴染み深いですが、訓読みでは「あらかじめ」という長い読みを持っています。「あらかじめ」の語源は「あら(新た・荒)」と「かじめ(兼ね)」が結びついたもので、まだ物事が起こる前の段階を意味します。ビジネス文書では「予めご了承ください」「予めお知らせします」など頻出の表現ですが、ひらがな表記が多いため漢字だと読めない人が少なくありません。漢字一文字に対して送り仮名が三文字もつくという珍しいパターンで、日本語の訓読みの奥深さを感じさせます。実は「予」にはもう一つ「あたえる」という訓読みもあり、多彩な読みを持つ漢字です。知っているようで意外と読めない、日本語の面白さが詰まった一字といえるでしょう。
普段何気なく使っている言葉ほど、漢字にすると新鮮な驚きがあります。次回も身近な言葉から意外な漢字の世界をお届けしますので、ぜひ挑戦してください!
さらにもう一問!
▶ 【難読漢字】意外と読めない?この送り仮名付き漢字、正しく読めますか!



