ここまでアーロン・ジャッジ(ヤンキース)の15本塁打に次ぐ14本塁打。MLB移籍1年目で大砲ぶりを発揮しているのは、村上宗隆(ホワイトソックス)だ。
しかし同時に、三振の数も目につく。5月7日時点で55個を記録し、両リーグのワースト争いを繰り広げている。その7日に2番・一塁で先発出場したエンゼルス戦では4打数4三振だった。
だが、これを問題ナシと断じたのは、データ分析に定評があり、日本代表のスコアラーも務めた志田宗大氏だ。野球解説者。大久保博元氏のYouTubeチャンネル「デーブ大久保チャンネル」5月7日の動画に登場すると、次のように語ったのである。
「みんな言うのは、空振りと三振が多いじゃないか、と。ですけど、長打の時に大事なのって、実は空振りなんですよね。『空振りは長打の必要経費』ってよく言われるんです。空振りを嫌がって当てにいくと、長打は出にくいです」
打率2割5分を超えてきたら本当にヤバイ感じになる
志田氏はさらに言って、村上の打撃を肯定的に捉えるのだった。
「コンって当てにいって、向こう(MLB)の人は内野の守備も巧いんで、転がしたとて、網にかかって捕られるより、フルスイングで空振りか、当たればホームランの方が、実はOPSと長打は上っていく。ただ、村上選手、実はコンタクトも上手なんですよ。三冠王、獲ってるんで。当てにいこうと思えば、当てる能力はぜんぜんあるんです。今のままいっても、気になる打率もついてくると思うんですよ。フォアボール取れてる、選球眼もいいんで。今は2割3分ぐらいですけど、2割5分を超えてきたら、本当にヤバイ感じになってくると思いますよ」
5月7日時点での村上の打率は2割3分7厘だ。
村上はヤクルト時代の2022年に令和初、史上最年少で三冠王のタイトルを獲った。それがダテではないという実力を、MLBでガッツリと証明してもらいたい。
(所ひで/ユーチューブライター)

