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SGAの“ファウル誘発術”への批判に昨季の好敵手が反論「相手のファウルを狙うのもバスケットの一部」<DUNKSHOOT>

SGAの“ファウル誘発術”への批判に昨季の好敵手が反論「相手のファウルを狙うのもバスケットの一部」<DUNKSHOOT>

現地時間5月7日(日本時間8日)、オクラホマシティ・サンダーは、ホームのペイコム・センターでロサンゼルス・レイカーズとのウエスタン・カンファレンス・セミファイナル第2戦に臨み、125-107で制してシリーズを2勝0敗とリードした。

 この日のサンダーは、前半を終えて57-58と1点ビハインド。それでも後半に68-49とレイカーズを突き放し、フェニックス・サンズとのファーストラウンド(4勝0敗)から今プレーオフ無傷の6連勝とした。

 第2戦ではシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(SGA)が22得点、チェット・ホルムグレンが22得点、9リバウンド、4スティール、2ブロック、エイジェイ・ミッチェルが20得点、6アシストと3選手が20得点超え。

 さらにジャレッド・マケインが18得点、ケイソン・ウォーレスが12得点、4アシスト、アイザイア・ハーテンスタインが10得点、9リバウンド、2スティール、2ブロックと続いた。

 SGAは今季レギュラーシーズンでルカ・ドンチッチ(レイカーズ)に次ぐリーグ2位の平均31.1点に4.3リバウンド、6.6アシスト、フィールドゴール成功率55.3%、フリースロー成功率87.9%をマーク。

 今シリーズでは、マーカス・スマートのディフェンスや相手のダブルチーム戦術を前に2戦平均20点と数字を落としているが、第2戦はフリースロー試投数を初戦の3本から9本へ増やし、そのうち7本を沈めて勝利に貢献した。
  198cm・88kgと細身のガードは、コート上のどこからでも点を奪えるシュート力と、ディフェンダーを翻弄するスキルを持ち合わせる。様々なアングルからマッチアップ相手と接触してファウルを誘発する術に長け、シュートタッチが悪くてもフリースローで得点を稼ぎつつ、リズムを整えて試合中に復調する点は相手にとって厄介極まりない。

 そのプレースタイルには「フロップだ」、「倒れすぎ」といったネガティブな声もソーシャルメディアを中心に騒がれているが、昨季ファイナルで最終第7戦まで競い合った好敵手は、擁護の声を上げている。

 7日に人気ポッドキャスト番組『Pat McAfee Show』へゲスト出演したタイリース・ハリバートン(インディアナ・ペイサーズ)は、SGAへの批判に「強調しすぎ」と、持論を展開した。

「(批判の声は)さすがに度を越している。やりすぎだ。相手のファウルを狙うのもゲームのうちだし、バスケットボールの一部なんだ。彼がいつもそうしているわけじゃない。僕は彼と対戦している時に『なんだよ、コイツはあちこちで倒れているな』だなんて思わない。

 こういうプレーを見ると、みんな怒って『あいつはフロップしているじゃないか』って言うけど、実際はファウルされた時に『しまった!』って感じなんだ。ファウルしたってわかっているし、ファウルしたからといって言い争ってもいない。最高の選手相手には、触れることも、過度にフィジカルなプレーをすることも許されないのさ」 バスケットボールはクォーターごとのチームファウル数が5を超えれば、ペナルティとして相手チームに2本のフリースローが与えられる。また、シュートモーション時にファウルされればフリースロー2本、ファウル時のショットが決まれば“アンドワン”となってボーナスのフリースロー1本が与えられる。

 NBAチームで得点源を担う選手には、制限区域内やペイントエリア、ミッドレンジ、3ポイントラインから得点する力に加え、オフェンスが停滞した時間帯にフリースローで得点をつなぐ力も求められる。
  フリースローをより多く放って決めることは、チームの得点が伸びるだけでなく、相手チームのファウルを増やして主力のファウルトラブルにつながるメリットもある。

 SGAのプレースタイルには批判的な声も多いのは事実だが、ハリバートンは“勝つために必要なプレー”と感じているのだろう。

文●秋山裕之(フリーライター)

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配信元: THE DIGEST

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