
映画「ハリー・ポッター」シリーズに登場した魔法アイテム「怪物的な怪物の本」。
毛むくじゃらなうえに口がある禍々しいビジュアルと、“本が読み手に喰いかかってくる”という特徴的な動きで、映画を見た人に強烈なインパクトを残したそのアイテムを、なんと自作してしまう人が現れました。
趣味でコスプレや造形などを行っている「しらす」さんがこのほどXに投稿したのは、自身が手がけた「怪物的な怪物の本」の“実物”。
硬そうな毛に覆われ、4つの目が爛々と輝く表紙。小口を塞ぐ歯茎むき出しの牙に、ページの隙間からはみ出した赤黒い舌。
投稿された画像に写っているのは、映画で見たまんまの「怪物的な怪物の本」です。
「怪物的な怪物の本」は映画「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」に初登場した、ホグワーツ魔法魔術学校で使われている教科書。「怪物的な」と名前に入っている通り、非常に獰猛な本で、背表紙を撫でてから開かないと、暴れ出す特性があります。
そんな「怪物的な怪物の本」をしらすさんが手がけるのは、今回で2度目。「ハリー・ポッター」シリーズが好きな友人のコスプレ用に制作したものだそうです。
毛が生えている部分は少量を丁寧に貼り付け、毛流れや、薄くなっている部分との境目を自然に見せることに苦労したとのことです。
また毛が生えていない部分もシワや皮膚のテクスチャーを忠実に再現。そうしたこだわりが、本物そっくりなビジュアルにつながっています。
さらにページ部分も、実際の紙を使用。1回目を作った際には簡略化した部分を、今回は本物の紙を1枚1枚手作業で切り抜いて制作したそう。使用した紙は辞書1冊分にもなるとか。
実際に1冊目と比べてみると、ページ部分が紙になっているだけで、本らしさという点ではかなり大きく違っているように見えます。
ちなみにこの「怪物的な怪物の本」の中身は空洞。物が収納できる構造になっています。
「軽量化したいのと、持ち歩く際や置物として使うときに中に物を入れられる方が便利なので、収納スペースを設けました」(しらすさん)
見た目と実用性を兼ね備えた、しらすさん制作の「怪物的な怪物の本」。しかしあまりにも忠実に再現されているので、ひょっとしたら暴れるのでは⋯⋯と少しだけ不安になります。
「開ける際には背表紙を撫でた方がいいのでしょうか?」とうかがってみると「噛みつかれる可能性があるので、落ち着かせるためにも撫でてあげてください(笑)」と返ってきました。
もしどこかのコスプレイベントなどでしらすさん製の「怪物的な怪物の本」を見かけた際は、持ち主はもちろんのこと、本の方にも許可を得てから開くようにした方がよさそうです。
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<記事化協力>
しらす さん(@m_karon0857)
(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By ヨシクラ ミク | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026050902.html





