4月2日のオクラホマシティ・サンダー戦で左ハムストリングを負傷し、以後は治療に専念しているルカ・ドンチッチ(ロサンゼルス・レイカーズ)が、水曜のトレーニング後、負傷後初めてメディアの取材に応じ、ケガの状況について語った。
「(ハムストリングのケガは)今年の1月にもやっていて(実際には2月)、2回目だったから今回は少し長引いている部分はある」
ケガを負った時点で、医師からは「復帰まで8週間」のタイムスケジュールを示されていた。復帰時期は、ちょうどカンファレンス・ファイナルの時期と重なる計算だ。
そして以前の報道にもあったように、ドンチッチはPRP(多血小板血漿)療法を受けるためにスペインに渡った。
「知っての通り、スペインはこの治療に関しては世界トップクラスだ。レイカーズのドクターたちにも相談したら、皆賛成してくれたよ。あそこで以前プレーしていたから、スペインには信頼できる人たちも数多くいるからね」
PRPの注射は計4回行ない、一度注射したあとは4日間空ける必要があることから、スペインでの滞在が長引いたともドンチッチは付け加えた。
その後の経過は順調で、すでにランニングは始めているが、コンタクトプレーはまだできていない。
「ものすごくフラストレーションを感じるよ。それがどれほどのものなのか、みんなが思っている以上だと思う。僕はただただバスケがしたい。特に今(プレーオフ)は、最高の瞬間だ。チームが頑張っている姿を見るのは誇らしいけれど、それをただ座って見ているのは、本当に辛いよ…」
せめて自分にできることをと、ドンチッチはいつも以上にチームの仲間たちと言葉を交わし、サイドラインから試合を見ていて気づいたことを共有したり、アドバイスするよう努めているという。
ドンチッチは、今年2月5日のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦で同じ左のハムストリングを負傷。ただ、この時は4試合を欠場したのみでオールスターゲームにもスターターとして出場していた。
回復途中だったため、球宴では約5分でコートを退いたが、オールスター後に戦列に復帰。この時の早期復帰が、4月の再発を招いた可能性は高い。
「前回、復帰を急いだ結果、かえって悪い結果になった。ハムストリングのケガは初めてで、他のケガとは違うから、慎重にならないといけないと思っている」とドンチッチ自身も警戒している。
黒星発進となったサンダーとのセミファイナル第1戦後の会見で、八村塁はドンチッチ不在の影響について聞かれ、次のように話した。
「オフェンスの局面でルカがボールを持つと、そこに緊張感が生まれる。彼はもう1か月くらい不在だし、自分たちには十分な戦力があるけれど、プレーメーキングという点において、特にボールに絶えずプレッシャーをかけてくる(サンダーのような)相手との試合では、ルカみたいにサイズがあってボールハンドリングやあらゆるテクニックに長けた選手は、ものすごくプラスになる」
5月7日に行なわれた第2戦も敗れ、連敗スタートとなったレイカーズ。ここからサンダー撃破、そしてドンチッチ復帰という“逆転シナリオ”は実現するのか。ホームでの挽回に期待したい。
文●小川由紀子
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