紀伊山地の豊かな自然と、熊野古道に代表される歴史文化が息づく和歌山県。独特な読み方や由来の古い地名も多く、地元民でなければ正確に読めないと思われる市町村名も少なくありません。
そこで、ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、全国の男女を対象に「地元民しか読めないと思う和歌山県の市町村名」というテーマでアンケート調査を実施しました。
多くの人から「地元民しか読めない」と思われてい市町村はどこなのでしょうか。ランキングを見ていきましょう!
第2位:九度山町(くどやまちょう)
第2位は、得票率14.8%の「九度山町(くどやまちょう)」でした。和歌山県の北部にある九度山町は、弘法大師空海ゆかりの地として栄え、また真田昌幸・幸村親子ゆかりの地としても知られている、現在も多くの歴史・文化遺産が残る地域です。世界遺産「高野参詣道町石道」や「慈尊院」「丹生官省符神社」などの歴史的スポットに加え、「柿の郷 くどやま」や「九度山・真田ミュージアム」といった観光名所も点在しています。
地名「九度山」は、空海の母が暮らしていた慈尊院に、空海が月に9度訪れていたことに由来すると伝えられています。「九度山」は「くどやま」と読めるものの、「九」は「きゅう」や「く」、「度」は「ど」や「たび」など複数の読み方ができるところも、地元民しか読めないと支持を集めたのではないでしょうか。
第1位:御坊市(ごぼうし)
第1位は、得票率15.9%の「御坊市(ごぼうし)」でした。和歌山県の中西部にある御坊市は、海に面し、山に囲まれた自然豊かな地域です。江戸時代には大坂と江戸を結ぶ廻船業で発展しました。黒潮の影響で気候は温暖で、日本一長い二級河川「日高川」の流域では、オートキャンプやカヌーなどのレジャーが楽しめます。また、焼きそばを卵で固め、お好み焼きのようにまとめたご当地グルメ「せちやき」なども人気を集めています。
地名の「御坊」は、1595年に建立された浄土真宗本願寺派の「日高御坊」(本願寺日高別院)が、地元の人から「御坊様」と呼ばれ親しまれたことに由来しています。「御坊」は「ごぼう」よりも「おぼう」と読んでしまいそうなところも、地元民しか読めないと支持を集めたのではないでしょうか。

