コロラド・ロッキーズの菅野智之は、36歳で迎えたメジャー2年目も奮闘を続けている。38試合を終え15勝23敗と多くの借金を抱えるチームにおいて、ここまで3勝2敗、防御率3.41と堂々たる数字を残している。ロッキーズ先発陣で唯一、クオリティスタートを2度達成し、白星もチームトップタイ。新天地でのシーズンも、序盤からベテランらしいピッチングを見せている。
また、入団時に懸念されていた、本拠地クアーズフィールドとの相性も決して悪くはない。標高の高さから打者有利として知られる同球場で、開幕以降4度先発しており成績は2勝2敗。防御率こそ4.71となっているものの、決して不安定なピッチングが続いているわけではない。本拠地デビューとなった4月5日のフィラデルフィア・フィリーズ戦では6回を投げ1失点、そして4月22日のサンディエゴ・パドレス戦でも5回2/3を1失点にまとめている。
ボルティモア・オリオールズで10勝をマークした昨季は、終盤に勝ち星が増えず、ややネガティブな印象を残しながらフリーエージェントとなった菅野。今季も、新たな環境に移り、先行きを不安視する声もありながら、上々のスタートを切っている。この先、より苦戦を強いられることも考えられる夏場以降でも、チームを後押しするベテランとしてのパフォーマンスに期待が懸かる。
米メディア『Sports Illustrated』は、現時点での菅野の投球内容に対し、「今後、成績が悪化する“揺り戻し”が起こる恐れがある」などと指摘。「すでに6本塁打を許しており、奪三振と与四球の比率も昨年より低下している。明らかに、好結果の一部は運に支えられている側面がある」とも分析する。
だがその一方で、「流れはそれとは別のものを示している。確かにデータはこの状態が続かないことを示唆しているが、スガノは現在好調の波に乗っている――では、何がそれを止めるというのか。ロッキーズがシーズン残りで望んでいるのは、その問いに対するポジティブな答えが現れることだ」と展望している。
過酷なメジャーの舞台において、チーム随一の安定感を示し、地道ながらも結果を残し続ける菅野。今後の苦境も、幾度となく修羅場をくぐってきた経験で乗り切れるはずだ。
構成●THE DIGEST編集部
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