●さまざまな需要に応えるエンタメ施設 ゲーム機のレンタルにも対応
店内を見渡してみると、通路が広く天井も高い。そして、さわやかなブルーの配色も相まって開放感あるつくりだ。
ゲオ営業企画部 ゼネラルマネージャーの富田浩計氏によると、デジタルベースとは「エンターテインメント基地としての『ベース』」なのだそうだ。
新業態では、映像レンタルを取り扱わず、従来の「買う」「売る」「借りる」に加えて、「修理」「相談」「体験」を取り入れた複合的サービスを取り入れる。従来の40代以上だけでなく、スマホネイティブの10~20代層もターゲットとする構えだ。
「借りる」という点では、スマホやタブレット、ゲーム機、イヤホンなども借りられる。スマホは1週間から、PlayStation 5は7泊8日からと、短期間での貸し出しにも対応。中には、ゲーム機のコントローラーや、最近流行の格闘ゲームに特化したいわゆる「アケコン」も借りられるというから、「買う前に試したい」ユーザーの要望に幅広く応えられるだろう。
このほか、サービスとしては、設定や格安SIMに関する相談やフィルム貼り付けといったデジタルでの困りごとにも対応してくれる。デジタル機器の無料回収では、Ankerとの連携も。不要なモバイルバッテリーを回収してくれるとのこと。
●「セカスト」のノウハウ生かした売り場づくり しっかり商品を見て買える
「売り場づくりには、同グループの『2nd STREET』の影響もある」と語るのは、ゲオ営業企画課 マネージャーの松岡良房氏。中古販売店はなんとなく、所せましと売り物が並べられているイメージがある。その雑然さが好きと答える人も少なくないが、ファミリー層などにしてみれば、ネガティブなイメージを抱く人も多いだろう。
ブルーの配色は「デジタル家電」をイメージし、クリーンな印象に。通路幅は1200mmと通常よりも余裕のある配置で、しっかりと商品と向き合える環境を演出した。
これなら、しゃがみこんで掘り出し物を探していても、通路の邪魔になることはなさそうだ。リサイクルショップ巡りをするヘビーユーザーにとっても、うれしい売り場設計だろう。

