
福原遥さんのフォトブック『gift』の1ページ(講談社)
【画像】デート中でも構わず殺人? こちらが21歳の福原遥さんが演じた「激ヤバ」美少女です
「え、こんな役柄もできたの?」
これまでさまざまな人気マンガが実写化されてきました。マンガの強烈なキャラを再現した例のなかには、あまりイメージがなかった女優が、振り切れた演技で視聴者に強烈なインパクトを残した作品もあります。
朝ドラ女優が演じた激ヤバサイコパス
裸村先生のマンガ『穴殺人』が原作の映画『羊とオオカミの恋と殺人』(2019年)は、大学受験に失敗した青年「黒須越郎(演:杉野遥亮)」と、アパートの隣人「宮市莉央(演:福原遥)」のいびつな恋愛模様を描いた作品です。ひとりの青年と殺人衝動を抱える女性との関係を軸に、緊迫した展開が繰り広げられます。
本作でサイコパスのヒロインを演じたのは、のちに2022年度に放送された朝ドラ『舞いあがれ!』で主演を務めた福原遥さんです。『舞いあがれ!』では、大阪と自然豊かな五島列島を舞台に、町工場で育った福原さん演じるヒロイン「岩倉舞」がパイロットという夢を抱き、成長していく姿が描かれました。
『羊とオオカミの恋と殺人』では、福原さんは殺人に快楽を覚えるシリアルキラーという役柄に挑戦しており、カッターナイフで人の喉を切り裂くなど残虐な行動を淡々とこなす姿が描かれています。感情の起伏を抑えた演技によって不気味さが際立ち、視聴者に強烈な印象を残しました。
NHK教育番組『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』に出演していた子役時代のかわいらしい印象が強い人も多く、福原さんの清純派の枠にとどまらない表現力の幅広さを示した、衝撃的な作品となりました。
インパクト大だったいじめっ子
少女マンガ誌「りぼん」(集英社)で連載された、いしかわえみ先生のホラーマンガ『絶叫学級』は、2013年に映画化された作品です。物語は、目立たない女子中学生が親友とともに、旧校舎に現れるといわれる幽霊に願い事をすることで、大切なものを失う代わりに願いがかなうという都市伝説をきっかけに、壮絶な展開へと発展していきます。
本作では、当時まだ10代の広瀬アリスさんが、川口春奈さん演じる主人公「荒樹加奈」をいじめる主犯格の女子生徒「高見沢リオ」を演じました。高見沢は、冷酷で執拗ないじめを繰り返す人物で、終盤まで目が離せないキャラクターのひとりとして強い印象を残しています。
若手時代ながら広瀬さんは振り切った演技を見せており、その演技力に視聴者からも好評の声があがっています。本人の明るい性格や、後のドラマ『探偵が早すぎる』『マイ・セカンド・アオハル』などで見せる明るいイメージとは一線を画す演技は大きな見どころです。
狂気的な二面性に視聴者も驚愕?
2023年公開の映画『Gメン』は、小沢としおさんのマンガが原作の問題児ばかりが集められた男子高校生たちの青春を描いた作品です。不良同士の衝突や友情、恋愛が入り混じるなかで、型破りな日常がコミカルに展開されます。
本作には、現在大河ドラマ『豊臣兄弟!』の主人公の妻役でも注目を集めている吉岡里帆さんが、女教師「雨宮瞳」として出演していました。
雨宮は作中で、美人ながら感情が高ぶると豹変するという二面性を持っています。吉岡さんは、生徒たちに「誰がババアだよ!このヤロー!」と怒号を飛ばしながら説教するシーンや、酒に酔って感情を爆発させる場面など、振り切った演技を披露していました。
コミカルな演出のなかで全力を出して演じきる姿は、これまでのイメージとは一線を画し、強いインパクトを残しています。物語にメリハリを与える存在としても印象的で、観た人からはその振り幅の大きさに驚く声もあがりました。
