世界卓球の団体女子決勝が現地5月10日、イギリス・ロンドンで行なわれ55年ぶりの金メダルを目指す日本が最強・中国と対戦している。6大会連続同カードとなった決勝の第3試合は“カットマン”橋本帆乃香(世界ランク15位)が次世代エース・蒯曼(同7位)に3-1で勝利。対戦成績を2勝1敗とし、日本が優勝に王手をかけた。
第1試合は17歳の張本美和(同5位)が過去11戦全敗だった王曼昱(同2位)をフルゲームの末に撃破し、日本が先勝。第2試合は早田ひな(同11位)が、最強女王・孫穎莎(同1位)にストレートで敗れ、1勝1敗のタイで第3試合を迎えた。
第1ゲームからカットマンスタイルが炸裂した。蒯曼のどんな攻撃にも対しても対応してミスを誘い、2-4から驚異の8連続得点。守備的なカットマンスタイルに蒯曼が戸惑う間に橋本が先取する。
第2ゲームは5-11で落としたが、第3ゲームは相手の強打を粘って拾いつつ、一転して自ら攻撃にいく橋本スタイルに疲労の色がみえる蒯曼はネットミスを連発。最後は橋本がここぞのフォアで決めて、このセットを奪取した。
第4ゲームは粘りのラリーから1点を奪い合う息詰まる接戦に。長いラリーの攻防を橋本が持ち味のディフェンスでミスを誘い10対8とマッチポイント。カットマンスタイルを最後まで貫き、価値ある勝利を収めた。
第4試合は張本が最強女王・孫穎莎と激突。張本が勝てば55年ぶりの金メダルが決まる。
◇第1試合
張本美和〇3-2●王曼昱(11-4/11-9/6-11/4-11/11-4)
◇第2試合
早田ひな●0-3〇 孫穎莎(7-11/7-11/8-11)
◇第3試合
橋本帆乃香〇3-1●蒯曼(11-6/5-11/11-6/11-8)
◇第4試合
張本美和 - 孫穎莎
◇第5試合
早田ひな - 王曼昱
構成●THE DIGEST編集部
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