大屋夏南<連載コラム>第2月曜日更新モデルの大屋夏南がありのままに自由でいるためのカナ的イズムを書き綴る♡
田舎の家で取り戻したもの/夏南の法則Vol.157
二拠点生活の家に来るたびに、やっぱりここを買ってよかったなと思います。
夫と一緒にDIYをして、壁に漆喰を塗ったり、庭の手入れをしたり。慣れない作業に体はしっかり疲れて、夕方にはクタクタになるのですが、不思議と心と頭の中には余白ができていて、充実感とともに、気持ちがすっと落ち着いているのを感じます。
東京にいると、朝から晩までパソコンに向かって仕事をして、気づけば一日が終わっていた、ということも少なくありません。やることはこなしているはずなのに、なぜか「今日何もできなかったな」と、どこか実感が追いつかないような感覚があります。
一方で、二拠点生活の家にいると、やることはいくつもあるのに、一日がゆっくりと長く感じられるのです。
東京では頭ばかりを使っているからか、どこか脳がオーバーヒートしているような感じがして、体の感覚と少しずれているような、体が置いてきぼりになっているような、不思議な違和感があります。
でも、この家で過ごしていると、マインドと体が同じリズムで整っていくように感じる。ばらばらだったものが、少しずつ噛み合っていくような、そんな心地よさがあるのです。
夕方になると庭にキャンピングチェアを二つ出して、ワインとおつまみを持ってきて夫と話すのが最近の楽しみです。植物の様子を見ながら、その日の作業のことやこれからのリノベのことを話していると、ああ、私が欲してたのってこういう時間だったんだ、としっくりきます。
二拠点生活を始めてから、自分の心に波風が立ちにくくなって、メンタルのバランスが整ってきたように思います。
たぶん、それは前よりも自分のことを大事にできているから。忙しさを言い訳に自分のことをないがしろにせず、ちゃんと自分の軸に戻る時間を持てているからだと思います。
今はまだ気づけていない変化も、きっとたくさんあるはず。それが、これから少しずつ見えてくるのが楽しみです。
素敵な1ヶ月でありますように♡

プロフィール

大屋夏南
1987年生まれのブラジル出身。17歳でモデルデビュー、数々の人気雑誌やファッションイベントに出演。
また、私服、美容情報など彼女のライフスタイルがいち早くチェックできるインスタグラム、YouTubeなどのソーシャルメディアはもちろん、スタイルブックや旅エッセイガイドを出版するなど幅広く活躍中。
