Photo:sirabee編集部元読売ジャイアンツ監督の堀内恒夫氏が8日、江本孟紀氏のYouTube『エモやんの、人生ふらーりツマミグイ』に出演。巨人のコーチ人事に苦言を呈した。
■コーチ人事に苦言堀内氏は5日に公開された動画で、「巨人の2軍コーチは出戻りが多く、入団するときに、コーチ職に就くことを約束しているのではないか。今のコーチは他球団に移籍して、引退するとすぐ戻ってくる」と指摘。
今回も巨人の2軍コーチ陣について、「ファームってのは、技術を教えなきゃいけないんだよ。技術のある人がいなきゃいけない。それが今、技術のある人って、悪いけど俺にはちょっと疑問だな」と苦言を呈した。
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■江本氏も同調江本氏も「全体がそうだよね、プロ野球は今。たとえば、バッターがちょっとカットして、ピッチャーを苦しめてやろうとかいうのがない。アウトカウントも回も関係なく、初球から、ぶりぶり振るバッターがいる。ああいうの、コーチが何も言わないの?」と同調する。
これには「自由に打たせてて、いい結果が出るときがあるわけよ。だけど、ランナーがいるとき、ポーンとフライ上げて、何にも言わない、教えない。なぜ、どうしてダメなのかってこと、教えない。教えられない。それだから進歩しない」と現代のコーチ陣をバッサリと切った。
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■中山の打撃にも苦言野手のバッティングについては江本氏が、中山礼都の打撃について「このバッターがいちばんチームを表している。『どういう方針でやってんの?』『何を目指してお前振ってんの?』みたいなところがある」と指摘する。
堀内氏は「当てるだけのバッターだったの。去年の後半に、振り始めたんですよ。振ったらホームラン打ったの。打ったらね、それがいいもんだと思っちゃった。全然タイミングを外さずに、素直に投げてくれりゃほぼ打てるのね、ヒットも打てるの」と分析した。
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■「これじゃ打てない」さらに「だけど、変化させたりしたら突っ込んじゃう。バットが上から出てきちゃう。これじゃ打てないよ」と解説。
江本氏も「いつもいいところで、打席立つじゃない。そうするとさ、ピッチャーが速かろうが何だろうが、どんなピッチャーだろうが、同じフォームで振る。昔みたいに短く持ってセンターに返そうとか、そういうのがない」とコメントしていた。
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■2軍打撃コーチを務めているのは…巨人の2軍打撃コーチは現在大田泰示氏と巡回コーチとして矢野謙次氏が務めている。いずれも北海道日本ハムファイターズにトレードされ、巨人に戻っており、堀内氏は2人のことを話していたようだ。
名選手が名コーチになるとは限らず、コーチングをしっかり学び、「できない選手の気持ち」に寄り添うことで名伯楽と呼ばれるようになったコーチもいる。「実績がない」という理由で切り捨てるのは乱暴にも思える。
一方で中西太氏や山内一弘氏など、ある程度の「引き出し」を持っていないと選手を教えられないという声も。いずれにしても現状巨人は打率や得点力が上がっていないだけに、堀内氏の指摘も一理あるものだった。
【今回の動画】堀内氏が巨人のコーチ人事に苦言■執筆者プロフィール佐藤俊治。Sirabeeには2015年11月から参画し、月40本程度プロ野球関連記事を執筆中。YouTubeで発信する野球評論家ウォッチャーでもある。野球は高校からメジャーまで年間50か所以上で現地観戦。プロ野球の贔屓チームはなく、どこのチームのファンでもない。「あの選手、あそこに行ったんだ」という目線で見守っている。
(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)
