ヤクルトと首位争いをする阪神が5月に入り、急激に調子を落としている。3試合で計45三振を喫するなど、打線全体が不振に陥っているのだ。
チーム死球数17はDeNAと同じくリーグ1位で、主力級が当てられており、近本光司は右手首に死球を受けて骨折し、戦線離脱中。他の選手は皆、戦々恐々としている状態だ。
明らかに調子を崩しているのは、主に5番を任される大山悠輔だろう。5月9日と10日は欠場し、5月11日時点で打率2割6分9厘だが、5月の月間打率に絞ると、ここまで1割5分3厘。リーグ10冠以上を総ナメしている佐藤輝明と比較すれば、完全にブレーキ役になってしまっているのは一目瞭然だ。
厳しい内角攻めで調子を狂わされた
「大山は5月4日の中日戦(バンテリンド―ム)の最初の打席で死球を受けてから、15打数1安打と振るわない。『ケガを隠しているのではないか』との話もあるが、開幕から続く厳しい内角攻めで完全に調子を狂わされたのが要因です。佐藤はインハイ、アウトローの苦手を克服して成績を残していますが、大山はバッティングが小さくなってしまった。首脳陣は重症化に頭を悩ませています」(スポーツ紙デスク)
こんな状態では、そろそろ佐藤が全打席勝負してもらえずに敬遠され、大山で仕留められる負のループに入りそうで…。悪い流れをなんとか断ち切りたい。

