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≪磐越道バス暴走事故≫「昔から運転中に寝てしまうから生徒が横に…」運転自体が危ないと批判されていた若山容疑者…事故直後は救助活動もせず「ボーっとした状態でした」

≪磐越道バス暴走事故≫「昔から運転中に寝てしまうから生徒が横に…」運転自体が危ないと批判されていた若山容疑者…事故直後は救助活動もせず「ボーっとした状態でした」

「運転そのものが危ないと感じられる状態でした」

運転以外の行動にも異常が感じられる容疑者。県内のスポーツ関係者もその異常さを証言した。

「若山さんは新潟県内の複数の高校で陸上部を指導し、実績のある指導者として有名な人でした。当然部活の移動で、部員を乗せた車を自分で運転したこともありましたが、若い頃から運転中に寝てしまうことがあったと聞いています。

教え子たちは、寝ないようにするために運転中に横について話し相手になっていたという話も聞きました。年齢や持病だけの問題ではなく、以前から運転には不安があったのではないかと思います」(同関係者)

そして、ついにこうした不安が広く認識される問題が起きたという。

「若山さんは数年前から何回か連続して、おおむね春に行なわれてきた『新潟ハーフマラソン』で、棄権した走者を拾うために最後尾を走るバスを運転する役割を担ってきました。しかし普段の言動から『とても運転なんかさせられない』という声が出て昨年からその役を外されています。

スピードを出すとか、運転が乱暴とかではなくて、普段の挙動がおかしくて『この人に運転させたらバスが脱輪して田んぼに落ちるかも』と懸念されたんです。普通に走るバスじゃないですよ。棄権寸前のフラフラのランナーについて行く低速走行も任せられない、となったんです。

若山先生の年齢は68歳ですから、極端な高齢者という年齢ではないかもしれません。ただ、私が見た印象では年齢以上に体調が悪く見えました。足取りも普通ではありませんでした。会えば一目で『この人に運転を任せて大丈夫なのか』と思う状態でした」(同関係者)

若山容疑者の地元・胎内市によれば、2022年春から会計年度職員としてイベントでマイクロバスを運転する仕事に就いた。市は当時の仕事ぶりについて「無事故で問題はなかった。次の仕事が決まったと聞いた」と説明している。

若山容疑者を金子氏に紹介した人物は誰なのか?

だが、容疑者の近所に住む顔見知りの男性の話も、胎内市職員時代から異変が深刻化していたことをうかがわせた。

「若山さんが市役所に臨時職員で勤めていた2年くらい前、飯豊連峰の登山口のあたりで市が運行するワゴンタイプの送迎車の運転をしてたんだけど、『ごくろうさん』って感じで手を挙げても口をポカンと開けてこっちを見てるだけで、明らかに様子がおかしかった。その後も同じようにボーッとした表情でこちらを見てるだけだった」

今回、若山容疑者を問題のバスの運転手に据えた蒲原鉄道(新潟県五泉市)の営業担当・金子賢二氏は事故があった6日の夜、知人から紹介された若山容疑者とは「(今回)初めてお会いしました」と説明。

運転前の面談や免許証の確認、運転歴や事故歴の確認を「してませんでしたね」と言い切った。

新潟県のスポーツ関係者の間で危険運転で有名だった若山容疑者を金子氏に紹介した人物は誰なのか。そして蒲原鉄道が十分な“能力確認”を行なっていない運転手に運転させたことは今回が初めてだったのか。同社は6日を最後に「捜査中」を理由に取材に応じなくなったが、再度説明をするべきだろう。

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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班

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