ひとと自然がつながる世界を見てみよう!
エピローグを抜けると『大地』ゾーンに入り、ここではパナソニックグループが現在取り組んでいる、また研究開発中の技術を見ることができます。
内容は、葉っぱに塗るだけで通常よりも早い成長を促すことのできる成長剤『Novitek(ノビテク)』や、都市の景観に溶け込むことのできる“発電するガラス”『ガラス型ペロブスカイト太陽電池』、ジーンズや廃紙などを原料に、土に還ることのできるプラスチックに代わる素材『kinari(きなり)』など、環境に配慮した未来の技術を実際に手で触って体験することができます。

このエリアでは「知的好奇心がくすぐられるわ~!」とみながわさんは大はしゃぎ! ノモの国入場前に、“大人と子どもで反応が全然違うパビリオン”という説明をパナソニックスタッフの方に受けたのですが、このエリアは特に大人たちが目を輝かせている姿が印象的でした。
たしかに、太陽の力を借りずにLEDライトとNovitekのみで果物が野菜を育てられたり、見た目や手触りはプラスチックなのに最終的に土に還るため地球に害のないkinariの誕生は、今よりも涼しかった夏を過ごし、環境問題を肌で感じる我々大人にとっては身近に感じる未来であり、これからの子どもたちに繋げていきたい問題ですね。

また、こちらの大地エリアのセンターテーブルには、先ほどのUnlockカードを差し込む差し込み口があり、そこにカードを差し込むことで光や振動の演出を見ることができます。なんとこちらには“隠しコマンド”が用意されており、ある条件を満たすと通常とは違う演出に変わるそう。
ちなみに、よしもとwaraiimyraii館、タマー内部にも“隠しコマンド”があるのをご存知ですか? もし知りたい方がいらっしゃればわたしかみながわさんまで! わたしに聞くと端的に、みながわさんに聞くと付属した雑学をたくさん教えてもらえると思います(笑)。
いかがでしたでしょうか? 今回はノモの国に訪れて、こころ と からだを解き放ち、未来につながる技術を手にとり体感することができました。これからの自分の生き方と、これからの世界のあり方について非常に深く考えさせられました!
――みながわさんいかがでしたでしょうか?
ノモの国最高でした! パナソニックグループの最新技術もたくさん見ることができて、大人も子どもも楽しめるパビリオンだなと感じました! ちなみにこのパビリオンの館長は子どものときに前回の大阪万博を訪れていて「あのときの感動を、今の子どもたちに伝えたい!」という強い思いがあるらしく、まさにその意気込み通り子どもたちの感動した表情が印象的でした!
――最後までためになる雑学をありがとうございます! この後は、NTTパビリオンに向かいますよ!
NTTパビリオンも楽しみやなあ! ちなみに、NTTパビリオンの太陽電池で発電した電気を水電解装置で水素にして、地中パイプラインでパナソニックグループパビリオンに送り、その水素から作られた電気をLEDによるライトアップで使用しているので、実は縁があるパビリオンなんですよ!
――ちょっと! フライング雑学やめてください!
別にええやろ! 関係したことやねんから! それでは、本日も気温も高いので熱中症に気をつけながらNTTパビリオンへ向かいましょう!
次回の記事では NTTパビリオンを訪れたレポートをお届けします! お楽しみに!