川田が初めて作ったネタにどよめく会場
楽しい時間は過ぎるのが早いもので、あっという間にエンディングを迎えてしました。ここでゴリが手を挙げて「ちょっと驚くことがありまして」と語り出すと、まわりの沖縄芸人たちが神妙な面持ちで次の言葉を待ちます。
「今年で30周年。ネタはずっと僕が書いてきたんですよね。でも、何故か川田さんが『オレ、漫才やりたいから初めてネタ書いたんだよね』って持ってきたんです」
沖縄芸人たちが驚くなか、「いまからそのネタやってもいいですか?」というゴリの言葉に、会場のボルテージは最高潮に!! すぐさまセンターマイクが置かれ、このライブでしか観られないガレッジセールによるスペシャル漫才が披露されました。
ネタは、川田が“娘が反抗期”という悩みを打ち明けるところからスタート。「家族ってなんなのかな~」「世の中で、いちばん大切なものってなんだと思う?」と呟く川田に、ゴリが「大切なものって言ったら、家族とか友だち」と返すと、「家族とか友だちは“もの”なのか!」といきなり大激怒!?

そんな漫才は、川田が終始怒り狂い、ゴリがそれを制すかたちで進み、僕もいつしか自然と“漫才師”ガレッジセールに見入っていました。結成30年で初めて川田が作ったというガレッジセールの漫才は会場を魅了し、その完成度の高さから終了時には客席からどよめきが起きました。
大きな拍手に包まれながら終えたガレッジセールの漫才。その想いを嬉々として語る川田でしたが、ゴリは「恥ずかしい」とモジモジしていました。

名残惜しくも、いよいよ本当にエンディングのお時間です。ここで2人にサプライズとして、沖縄よしもとの芸人と事務所から2人がデコレーションされた特大ケーキと琉球泡盛「松藤」の30年古酒がプレゼントされました! これにはガレッジセールの2人も驚きを隠せない様子。
最後にゴリが「この泡盛がメルカリに売られていたら僕です」と話して大きな笑いに包まれたまま、記念ライブは終幕となりました。

会場には多くのお客さんがご来場くださり、また差し入れやお祝いのスタンド花を見ても、ガレッジセールがたくさんの人に愛されている芸人だということがわかります。結成30年が経ったいまなお新ネタを作り、活動の場を広げ、成長を止めないその姿は、ガレッジセールが沖縄芸人のトップランカーである所以なのかもしれません。
ガレッジセールさん、30周年おめでとうございます!!!