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「必要なのは破壊ではなく再建」“劇薬”モウリーニョ復帰が有力視されるマドリーの立て直し策に国内外メディアが様々な見解! エムバペへの厳しい指摘も

「必要なのは破壊ではなく再建」“劇薬”モウリーニョ復帰が有力視されるマドリーの立て直し策に国内外メディアが様々な見解! エムバペへの厳しい指摘も

レアル・マドリーが、歴史的とも言える“崩壊のシーズン”を終えようとしている。現地5月10日に行なわれたラ・リーガ第35節の伝統の一戦「エル・クラシコ」で、宿敵バルセロナに0-2で敗戦。目の前でライバルのリーグ優勝決定を見せつけられるという、最大級の屈辱を味わった。

 今季のマドリーは、シーズン途中のシャビ・アロンソ監督解任、後任に就いたアルバロ・アルベロア監督体制の迷走、さらに選手同士の衝突やロッカールーム内部の分裂など混乱が続き、最終的には無冠という最悪の結末に至っている。

 こうしたシーズンを経て、地元マドリードのスポーツ紙『MARCA』は、今季のクラブが「混乱と失望に支配されたシーズン」を送ることを余儀なくされたと厳しく断じた上で、「バルセロナのリーグ制覇、そしてマドリーの無冠の年を受け、今こそフロレンティーノ・ペレス会長が動く時だ」と主張した。

 同メディアはまず、クラブ上層部の“空白”を問題視し、「ペレス会長はここ数か月、公の場でほとんど説明を行なわず、シャビ・アロンソ解任の件についても沈黙を貫いた」と指摘。さらに、「昨日のカンプ・ノウでのクラシコのような最も苦しい場面でも、ほとんど姿を見せなかった」と記述。フェデリコ・バルベルデとオーレリアン・チュアメニの衝突騒動後に、クラブ練習場へ姿を見せなかった件も、「リーダーシップ不在」の象徴として批判している。
  その上で同メディアは、今夏に大規模な再建が必要だと主張。最大の焦点は監督人事であり、「アルベロアには目標未達とチームの悪循環を止められなかった責任があり、続投は難しい」との見解を示した。そして、「そこから新たなリーダーを選ぶ必要がある」と強調する。

 そこで後任候補として最有力視されているのが、かつてマドリーを率いたジョゼ・モウリーニョだ。同メディアも、この現ベンフィカ指揮官の名を挙げているが、同時にマウリシオ・ポチェティーノ(アメリカ代表監督)、ディディエ・デシャン(フランス代表監督)、リオネル・スカローニ(アルゼンチン代表監督)らもリストに掲載されているとレポート。そして今夏のワールドカップとの兼ね合いがあり、「マドリーには新プロジェクト開始を急がねばならないという事情がある」と付け加えた。

 モウリーニョ本人は、「5月18日にポルトガルのリーグが終われば、自分の将来について話せるようになる」と意味深な発言も。「シーズン最後の1週間は、契約や将来を考える時期ではない」と前置きしながらも、「月曜日以降には、私自身の将来、そしてベンフィカの将来について答えられる」と改めて語っている。 もっとも、モウリーニョは「他クラブとは誰とも話していない」と繰り返し強調。その一方で、「あと1試合、あと8日だけだ。落ち着いてくれ」と笑み交じりに語ったため、スペイン国内では「ベルナベウ帰還」が濃厚であるとの見方が強まっているようだ。

 この話題はスペイン国内だけでなく、海外メディアも大きな関心を寄せている。イタリアのスポーツ紙『Gazzetta dello Sport』は、「炎上しているマドリーが、火消し役として“放火犯”モウリーニョを呼び戻そうとしている」と皮肉を込めながら特集。「彼は本当に適任なのか?」と題し、クラブ内部の深刻な状況を分析している。

 同メディアは、「2010年当時、モウリーニョはジョゼップ・グアルディオラ率いるバルサを破壊するために呼ばれ、その任務を果たした。しかし今のマドリーに必要なのは“破壊”ではなく“再建”だ」と指摘。「燃え残った瓦礫の上からチームを立て直さなければならない」と論じている。

 さらに、同メディアはマドリーの「ロッカールームでの崩壊」についても詳細に報道。現在のチームには「セルヒオ・ラモス、カゼミーロ、トニ・クロース、ルカ・モドリッチのような真のリーダーがもういない」とし、「キリアン・エムバペはチュアメニ派、ヴィニシウス・ジュニオールはエドゥアルド・カマビンガ派、ジュード・ベリンガムとバルベルデは孤立している」と内部対立を暴露。「全員が自分たちを“銀河系”だと思っているが、誰もチームのために走らない」と酷評している。

 加えて「エムバペ問題」にも大きく踏み込み、「彼は多くのゴールを決めるが、チームのためにはプレーしていない」と指摘。さらに、「負傷中にもかかわらず、恋人を伴って欧州各地を自由に移動し、自分の都合で出場を決めている」とストレートに批判した。
  フランス代表エースの行動に対しては、各方面から厳しい目を向けられているが、マドリーのクラブ専門サイト『Defensa Central』もご多分に漏れずだ。「最近のエムバペには失望している」と断言し、「少年時代、クリスティアーノ・ロナウドのポスターを部屋に貼り、マドリーでプレーする夢を語っていたあのキリアンは、一体どこへ行ったのか」と疑問を呈している。

 ここでも特に問題視したのは、前述の負傷離脱中の行動だ。同メディアは、「リハビリ中に新恋人とイタリア旅行する様子をテレビで中継されるなど、常識外れだ」と批判。さらに、欠場したバルサ戦の途中でSNSへ「Hala Madrid」と投稿したことについても、「試合開始直後ではなく、なぜ2点ビハインドになってから投稿したのか」と、皮肉交じりに断罪した。

 同メディアはさらに、「彼はシャビ・アロンソ派だった」とも指摘。「ヴィニシウス、ベリンガム、バルベルデらはそうではなく、監督続投阻止へ動いた」と報じ、「バルデベバスでは“幼稚園レベル”の空気が続いている」とまで書き立てている。

 エムバペの能力自体は否定せず、「マドリーのプロジェクトは彼を中心に回るべき」と主張する同メディアだが、「それは、彼が本当にクラブへの献身を果たせる場合に限る」とも記述。「必要とされているのは、W杯を優先し、負傷中に恋人と旅行し、試合開始直前にプライベートジェットで現われるような今の彼ではなく、子ども時代にマドリーでプレーする夢を見ていた頃の彼だ」と締め括った。

 クラシコでの屈辱的な敗北により、マドリーはその崩壊ぶりを世界中へ露呈した。今後、モウリーニョ復帰という“劇薬”に踏み切るのか。それとも別の道を選ぶのか。そして、選手たちは一枚岩となって本来の強さを取り戻せるか...。ペレス会長には、クラブ史の中でも最も難しい夏が待ち受けている。

構成●THE DIGEST編集部

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配信元: THE DIGEST

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