MotoGPインドネシアGPで2位となったペドロ・アコスタ(KTM)は、2シーズン目終盤戦を迎える中で、ライダーとしてより成熟してきていると実感している。
KTMは7月のチェコGP以降調子を上げており、中でもアコスタが本来のスピードを発揮しつつあることは明らかだった。ただ直近のレースでは転倒が続き、結果には中々つながっていなかった。
しかしインドネシアGPでの2位争いで、アコスタは熟達した走りを見せた。マシンの直線スピードとブレーキングのアドバンテージを存分に活かし、ペースはさほど速くないものの後方から迫るライバル達を抑えつつ、タイヤを温存してレース終盤を迎えたのだ。
そして終盤、アコスタはアレックス・リンス(ヤマハ)やアレックス・マルケス(グレシーニ)を相手に、一時は追い抜きを許して4番手まで後退。しかしタイヤを温存できたこともあり、2位に返り咲いてフィニッシュした。
「シーズン序盤と比べても、僕はライダーとしてより成長していると思う」と、アコスタはレース後に語った。
「今は、昨年よりも少し成長していると思うんだ。そのおかげで、コンスタントにトップ5を記録することができている」
「レースでの走りが良くなっている。シーズン序盤にあった、ルーキーのようなミスを犯すことなく、より安定して速く走れている。どんどん良くなっているんだ」
なおインドネシアGPではルーキーのフェルミン・アルデゲル(グレシーニ)が勝利。史上2番目に若い勝利記録となった。
アコスタはいまだ勝利できていないが、KTMが勝利できる速さを持つためには、何が足りないのか? その点を尋ねられたアコスタは、マシンのフロントエンドのフィーリングを課題に挙げた。
「バイクが曲がらないんだ。だからマシンのフロント部分にナニカが起きているというのは分かっている。フロントからの助けが無いんだよ」
「今年経験してきた数多くのクラッシュは、(フロントからの)フィードバックが全然無いことに起因している。今は判断がかなり難しいけど、KTMはそこにもちゃんと取り組んでいるんだ。今は大体は速く走れるようになってきている」

