
井ノ原快彦と本上まなみが、10月8日に都内で開催された「映画 すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ」舞台あいさつ付きおひろめ試写会に登壇。主題歌「君の傘」を担当する木村カエラ、イワタナオミ監督と共に作品の魅力や、最近気分が上がったことなどについて語った。
■井ノ原は映画第2弾以来となるナレーション担当
「すみっコぐらし」は、2012年に「ここがおちつくんです」をキーワードに誕生したキャラクター。かわいいだけではない、少しネガティブでシュールなキャラ設定やストーリーが受け、幅広い層に愛されている。2019年には初の劇場アニメ「映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」が公開され、2023年公開の第3弾「映画すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ」までの累計観客動員数は300万人を超える大ヒットシリーズだ。
第4弾となる今作の舞台は、雲の上にある空の王国。雨続きのすみっコたちの町に、ある日、空の王国から「おうじ」がやってきて新たな物語が始まる――。井ノ原と本上はナレーションを担当している。
2021年に公開された映画第2弾以来のナレーション復帰となる井ノ原は登壇して早々、子どもたちや家族連れでにぎわう会場を見渡し「うわ~すごい!あっ!赤ちゃんがいる!」などと目を細め、大喜び。
一足先に完成した映画を見た井ノ原は「大前提としてめちゃくちゃかわいいんですよ」とした上で、「かわいい姿が所々にあるので、自分なりのかわいいシーンや大好きなシーンを見つける、という楽しみがありますよね。(会場に)ちびっコもいると思いますけど、近くにいるお父さん、お母さん、兄弟、お友達のこともちょっと考えさせてくれるようなシーンがいっぱいあります」と、上映前ということでネタバレ具合を心配して監督の顔色をうかがいつつ、アピールした。
これで4作連続でナレーションを担当する本上は「出来上がった映画を見たときに、また井ノ原さんの声が聞けてすごくすごくうれしかったです。おかえりなさい!」と井ノ原のナレーション復帰を喜び、「声を入れる日に井ノ原さんに会えたんですよ。本当にうれしく泣いちゃったんです。そしたら井ノ原さんが『大丈夫、大丈夫』って言ってくれて、うれしかったです」と述懐すると、井ノ原も「僕もうれしかったです。ありがとうございます」と、笑顔で返していた。
また、今作に登場するおうじ、おつきのコというキャラクターについて、井ノ原が「おうじと、おつきのコの関係性が、カエラちゃんの曲とピッタリ合っているんですよ」と主題歌を絶賛すると、木村は「物語を見て、おうじにかなり感情移入しまして。おつきのコとの関係性、すみっコたちが、自分の苦手なことをみんなで助け合って生活していく姿から歌詞を書きました」と制作秘話を明かした。
それを受けて、井ノ原は「聴いた後に、みんなもそうだと思うんだけど、自分のために作ってもらった曲なんじゃないかって。俺のために歌ってくれてるんじゃないかって思っちゃうんだよね(笑)。身に覚えがあるというか、そんなことあったなとか、そうありたいなと思える曲だよね」と“ファン目線”で共鳴したことを伝えると、本上も「そうそう!おうじと、おつきのコに寄り添っている曲だと思うんだけど、自分に寄り添ってくれているような。本当に優しくて温かいすてきな曲です」と同調し、うなずいていた。
■井ノ原、大好きなえびふらいのしっぽの登場に笑顔
舞台あいさつ終盤には、しろくま、とんかつ、えびふらいのしっぽがステージ上に登場。これにはキャスト陣も観客も大喜び。
そんな中、本作ではシリーズで最も“あげあげ”な冒険が描かれるということにかけて、最近気分が上がったことは?との質問が。
これに井ノ原は「もう今ですよ!今しかないじゃないですか。こんなにたくさん子どもたちやお父さんお母さんみんな来てくれて、しかも僕の大好きなえびふらいのしっぽ、とんかつも、しろくまも、そして監督も…(笑)。皆さんに囲まれて今が一番テンション上がっています」と興奮気味に伝えると、心なしかすみっコたちも喜んでいるようなそぶりを見せた。
また、本上は「私も今日なんです。何でかって言うと、木村カエラさんに20年ぶりにお会いする日なんです。デビュー当時に番組でインタビューさせていただいて、それからそんなにたつんだ!って。とっても感慨深い、あげあげです」と打ち明けると、木村も「本当に楽しみで、ちょっと本上さんのことを調べちゃいました。今の本上さんを知っておきたいと思って。井ノ原さんとは1週間にも会えていて、すみっコづいていますね」と、笑顔を浮かべていた。
「映画 すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ」は、10月31日(金)より全国公開。
◆取材・文=森井夏月(STABLENT)

