バレーボールの大同生命SVリーグ男子のチャンピオンシップ・ファイナル(2戦先勝方式)第2戦が5月16日に神奈川県・横浜アリーナで行なわれ、レギュラーシーズン2位の大阪ブルテオン(B)が同1位のサントリーを3-2(13-25、25-23、25-22、20-25、15-9)で破った。フルセットゲームを制し通算1勝1敗となり、日本一の行方は明日の第3戦で完全決着する。
前日に行なわれた初戦を3-1で制したサントリーが第1セットから勢いをみせる。序盤から5連続得点で大阪Bを圧倒。身長218センチのムゼルスキーが打点の高いスパイクとブロックで得点を荒稼ぎ。攻守で躍動する。さらに高橋藍のサービスエースを決めるなど完全にサントリーペス。17-8から4連続得点を挙げるなど、12点差の大差をつけて押し切った。
悪い流れを切りたい大阪Bは第2セットのアタマから日本代表の甲斐優斗を投入。するとライトから強烈なアタックを決めて起用に応えると、エースの西田もサウスポーから強打を放つなど11-11と互角の展開。中盤に5連続失点で再びサントリーに流れが傾きかけたが、ここまで抑えられていたミゲル・ロペスの強打が決まりだすと15-18から5連続得点で逆転。終盤にサントリーが再び反撃して1点差に迫るが、なんとか大阪Bがねじ伏せた。
第3セットは大阪Bが西田のサービスエース、甲斐のバックアタックなどで7-3とリード。サントリーも負けじと高橋、クリュカら攻撃陣がセンター、サイドから強打をさく裂。両軍のオフェンス陣が激しいアタックで応酬する。世界最高峰セッター、アントワーヌ・ブリザールの変幻自在なトスワークも光り大阪Bが17-12と流れを掴むと、ライトから西田の高速スパイク、レフトから甲斐がブレイクを奪うなど効果的に得点を挙げた大阪Bが先に20点目に到達。サントリーの粘りのラリーで一時2点差まで縮められたが、最後は相手のサーブアウトに救われこのセットをモノにした。
連覇へ負けられないサントリーは第4セット、スコアラーのムゼルスキーにボールを集め主導権を握る。だが大阪Bもロペスにボールを集め、なん一人で6連続得点。両軍の外国人アタッカーが激しく打ち合い、サントリーが13-10で一歩リードする。守備でも高橋の好レシーブ、リベロ小川智大の神ディグでボールをつなぐと最後はムゼルスキーが叩き込みサントリーが流れを引き寄せる。高橋のバックアタックでセットポイントを奪うと、最後はムゼルスキーがブレイク。サントリーがこのセットを奪取した。
すべてが決まる15点先取の最終セット。大阪Bが西田、絶好調のロペスの強打で10-7で抜け出すと、ロペスが滞空時間の長いスパイクを相手コートに叩きつけさらに勢いづかせる。終盤には甲斐のサービスエースが決まるなど流れを握った大阪Bがそのまま押し切った。
SVリーグ2季目となる優勝の行方は17日の最終戦に持ち込された。サントリーが勝てば2連覇、大阪Bは初の日本一を狙う。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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