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大会史上初の“トップ5選手3枚抜き”! スビトリーナがガウフ撃破でローマ3度目V&ツアー20勝目を飾る<SMASH>

大会史上初の“トップ5選手3枚抜き”! スビトリーナがガウフ撃破でローマ3度目V&ツアー20勝目を飾る<SMASH>

女子テニスツアーのWTA1000シリーズ「イタリア国際」(5月5日~17日/イタリア・ローマ/クレーコート)は大会12日目の現地16日にシングルス決勝を実施。第7シードで世界ランキング10位のエリーナ・スビトリーナ(ウクライナ)が、第3シードで同4位のココ・ガウフ(アメリカ)を6-4、6-7(3)、6-2で下し、2017年と18年に次ぐ同大会3度目の優勝並びに節目のツアー20勝目を飾った。

 非常にハイレベルな決勝戦だった。ローマ初優勝を狙うガウフに2-4とリードを許す苦しい展開となるもスビトリーナが巻き返し、第9ゲームで3本のブレークポイントを凌いで5-4と逆転。直後の第10ゲームでガウフのサービスをブレークし、第1セットをもぎ取った。

 第2セットも互いに譲らず、5-5で迎えた第11ゲームでガウフが値千金のブレークを奪うも、続く第12ゲームでスビトリーナがブレークバックを果たしてタイブレークへ。しかしここではガウフが現トップ選手の意地を見せて2-3から怒涛の5ポイント連取に成功し、1セットオールに持ち込まれた。

 それでも勝負のファイナルセットは元3位のスビトリーナが主導権を掌握。第5ゲームと第7ゲームをブレークして5-2とリードを広げると、サービング・フォー・ザ・チャンピオンシップとなった第8ゲームでは3本のブレークポイントをセーブし、2時間49分にも及んだ激闘に終止符を打った。
  優勝後のオンコートインタビューでスビトリーナは「間違いなく、本当に厳しい戦いでした」と試合を振り返り、次のように喜びを語った。

「本当にタフな2週間でしたが、プレー内容と、厳しい試合が続いた中で高いレベルを維持できたことにはとても満足しています。これまでの努力が報われたことも本当に誇りに思います」

 その上で自身が23年4月に産休から復帰して以降、トップ戦線への返り咲きを目指して歩んできた道のりを回顧した。

「復帰した時、私にとって重要だったのは、自分自身に最高のレベルでプレーするチャンスを与えることでした。とはいえプロセス自体は段階を踏んでいった感じで、最初から今のようなレベルを取り戻せると考えていたわけではありません。当時は“ゼロからのスタート”だったこともあり、まずはトップ100に戻ることを目標にしていました。

 シード獲得を目指す中で、昨年くらいからは『もう自分のレベルはトップクラスにある』という実感がありました。事実良いレベルでプレーできてはいたので、フィジカルをさらに強くして安定感が増せば、トップ10に戻れるチャンスがあると感じていました」

 これでスビトリーナはクレーコートのツアー大会決勝で無傷の8連勝。今大会は準々決勝でエレーナ・ルバキナ(カザフスタン/現2位)、準決勝でイガ・シフィオンテク(ポーランド/同3位)、決勝でガウフと、ローマ史上初となる“トップ5選手3枚抜き”での優勝となり、四大大会に次ぐグレードを誇るWTA1000シリーズで同一大会を3度以上制覇した史上最年長選手(31歳246日)となった。また1968年のオープン化以降、ウクライナ人女子選手では初となるツアー20タイトルにも到達した。

文●中村光佑

【動画】スビトリーナVSガウフのイタリア国際決勝ハイライト!

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配信元: THE DIGEST

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